【症状別】車のエンジンかからないけど電気はつく時の原因と5つの対処法

お悩み中
「車のエンジンをかけようとキーを回してもセルモーターが回らずエンジンがかからない」
「でも、ヘッドライトや室内灯はつくし、カーナビも地図を表示されていて電気類はつく」

車がそんな状態になったら真っ先に疑われるのはバッテリー上がりだと思います。しかし、エンジンがかからないけど問題なく電気類はつくという場合はバッテリーが原因ではない可能性も十分にあります。

この記事では、車のエンジンがかからないけれど電気はつく場合の原因と5つの対処法をお伝えします。

整備士くん
緊急で車を動かしたい方は、カーバッテリー110番もしくはJAF(日本自動車連盟)に連絡をしましょう。プロが安全、確実に車を動かしてくれます。

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エンジンかからないけど電気はつく時の原因は「バッテリー」が大半

エンジンがかからない(セルモーターは回らない)けれど電気はつくというケースでは、大半のケースでバッテリー上がりが原因です。

多くの方はバッテリー上がりになると、エンジンだけでなく電気類もつかなくなると思っているかもしれません。しかし、セルモーターの始動と電気類の点灯に必要な電力量には大きな差があります。なので、セルモーターは動かせないけど電気類の点灯ならできるほどの微量なバッテリーが残っていれば、電気は点灯するということです。

つまり、電気類だけ点灯する場合はバッテリーに問題があるケースがほとんどで、しっかりと対処をしないと自然に回復することはほとんどありません。

対処法①加入している自動車保険窓口に連絡

自分の車のバッテリーが上がってしまった場合は、自動車保険のロードサービスを利用することができます。

自動車保険の契約内容にもよりますが、ご契約の自動車保険会社のサポートセンターに連絡するとロードサービスを手配してくれます。

ロードサービス 緊急連絡先
JAF(日本自動車連盟) 0570-00-8139
あいおいニッセイ同和損保 0120-024-024
自動車保険のイーデザイン損保 0120-049-095
AIG損保 0120-416-652
自動車保険はソニー損保 0120-101-789
損保ジャパン日本興亜 0120-365-110
そんぽ24自動車保険 0120-119-117
自動車保険はチューリッヒ 0120-860-001
東京海上日動火災保険 0120-119-110
三井住友海上 0120-096-991
三井ダイレクト損保 0120-638-312

自動車保険契約時にサポートセンター等の連絡先が記載されている携行用のカードを貰っているはずです。このカードは万が一の時に役立つため、必ず携帯しておきましょう。

対処法②ディーラーやガソリンスタンドに連絡

バッテリーが上がった場所が車を購入したディーラーと近い場合は、サービスとして無償で対応してくれる可能性があります。また、近くにガソリンスタンドがある場合は、頼ってみてもよいかもしれません。

どちらも、バッテリー上がり等の緊急レッカーサービスをしているわけではありませんが助けてもらえることもあります。以下の記事を参考にしてみてください。

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対処法③JAFやカーバッテリー専門業者に依頼する

実際のところ、バッテリー上がりになってしまったときにブースターケーブルやジャンプスターターを持っている人はほとんどいません。

そんな時はプロである「JAF(日本自動車連盟)」や「カーバッテリー110番などの救援専門業者に依頼するのが最善手です。

JAF(日本自動車連盟)の会員になっておけばバッテリーが上がってしまった場合でも無料で救援作業を行ってくれます。他にも様々なトラブルに柔軟に無料で対応してくれますし、24時間サポートなので助かります。

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他にも、バッテリー救援専門業者「カーバッテリー110番の利用もおすすめです。もちろん有料にはなりますが、24時間対応で万が一の時の選択肢の一つとして非常に助かります。

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対処法④ブースターケーブルを使ってエンジンをかける

もしも「JAFなどのロードサービスが待てない…」「利用できない…」という方は、自分の車のバッテリーと他の人の車のバッテリーをブースタケーブルで繋ぎ、電気を供給してもらう方法があります。

ブースターケーブルとは、バッテリーが上がった車と救援車とを繋ぐ赤と黒のコードです。

ブースターケーブルが手元に準備できる方
12Vの救援車(ガソリン車)を準備できる方
上記に当てはまる方は、以下の記事を参考にしてみてください。
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対処法⑤ジャンプスターターを使ってエンジンをかける

もし「頼れそうな人もいない…」「ブースターケーブルを持っていない…」というケースの場合、ジャンプスターターを使って簡単に解決可能です。

ジャンプスターターとは車やバイク用のモバイルバッテリーで、車のバッテリーと接続することで充電が可能です。こちらもジャンプスターターが手元にない方は、JAFやバッテリー110番に連絡しましょう。

しかし、ジャンプスターターは救援してくれる人を探す手間やロードサービスの待ち時間などをなくすことができ、バッテリー上がりのトラブルに直面しない場合でも、スマホの充電にも使えるため1台は持っておきましょうAmazonなどで5000円程度で購入できます。

詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

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エンジンかからないけど電気はつく時の原因はバッテリー以外もある

エンジンがかかるものの電気はつくという症状の原因は、バッテリー以外にもいろいろあります。

・セルモーターの故障
・エンジンルーム内のヒューズが切れている
・シフトポジションが適切な位置にない
・スマートキーの充電切れ

セルモーターの故障の場合

セルモーターは、エンジンを動かすときに使用するモーターのことです。セルモーターが故障してセルが回らないと、エンジンを始動できずエンジンをかけれません。

通常キーを回したとき、セルモーターから「キュルキュルキュル」という音が聞こえます。しかし、キーを回したときに無音あるいは「カチッ」という音が聞こえたらセルモーターが故障している可能性が高いです。セルモーターが故障しやすくなるのは、「走行距離が10万km~」「使用年数10~15年」と言われています。

セルモーターが故障した場合は、セルモーターを叩くと直ることがあります。方法は以下の通りです。

ボンネットを開けて、セルモーターを棒で叩きながらキーを回す(2人での作業が必須)
しかし、これで直ったとしてもセルモーターに異常がある可能性は高いので、整備工場やディーラーにもっていって点検してもらいましょう。

エンジンルーム内のヒューズが切れている場合

ヒューズとは、過電流が流れるのを防ぐための安全装置であり、トラブルで一定以上の電流が流れる場合に遮断します。電気類が反応しない場合は、ヒューズが切れているかを確認するのも1つの手です。

ヒューズは、運転席かエンジンルームにあるヒューズボックスというフタに英数字が書かれた黒い箱の中に入っています。対処法は、自分でヒューズを行う方法もありますが、難しい部分もあるので専門家に任せるほうがいいでしょう。

ただ、もし自分でヒューズの交換をする場合は取り扱い説明書をしっかり見て、同じアンペアのスペアと交換することも可能です。その時の注意点は、以下の通りです。

  1. 切れたヒューズよりアンペアの大きいものに交換しない
  2. ヒューズは力任せに引き抜かず丁寧に扱うこと

では、ヒューズを交換する方法を紹介します。

➀エンジンを切って、ヒューズボックスを開ける(場所は車種によって異なります)
➁エンジンを始動させるヒューズを外し、新品と交換する
(どのヒューズかは説明書かヒューズボックスのフタの裏に書いてある)
※ヒューズは手で取りにくい場合があるので、小さ目のペンチがあれば取りやすいです

ただ先ほどもお伝えしたように、エンジンがかからなくて混乱している方も多いと思うので、自分で交換は行わず専門業者に任せることをおすすめします。

シフトポジションが適切な位置にない場合

AT車の場合、シフトポジションが「P(パーキング)」か「N(ニュートラル)」に入っていないと、セルモーターが回転せずエンジンがかかりません。

よくあるパターンが、エンジンを切るときに「D(ドライブ)」や「R(リア)」に入れたままにしていて、そのままの状態でエンジンをかけてしまうことです。

この解決方法はとても簡単です。エンジンをかける際に「P(パーキング)」か「N(ニュートラル)」にシフトレバーを入れて、エンジンをかけるとエンジンがかかります。

スマートキーの充電切れの場合

プッシュスタート車の場合、電池が切れるとドアの開閉やエンジン始動ができません。その時の対処法は、以下の通りです。

➀シフトポジションを「P」に入れる
➁ブレーキを踏みながら、スタートスイッチにスマートキーを押しあてる
➂エンジンスイッチが点灯あるいは音が鳴ると、エンジンスイッチを押す

エンジンが無事かかっていつも通り運転した後、電池切れをそのまま放置している方も多いので早めに交換しておきましょう。

夏にエンジンがかからないけど電気はつく場合の原因は?

夏の暑い日は多くの電力を使用することでバッテリーに負担がかかり、電気系統などに異常が出やすいです。

特にエアコンをたくさん使用することで一気に負荷がかかります。また、気温が高くなるとバッテリー液の濃度が薄くなり蓄電率も悪くなるので、いつもなら起きないところでのトラブルに遭遇することもあります。

多くの場合、エンジンがかからないと電気類もつかなくなりますが、微量な電力が残っていると電気類だけつけることも可能です。しかし、長くは続かないので、早めにバッテリーを回復させるようにしましょう。

冬にエンジンがかからないけど電気はつく場合の原因は?

冬にエンジンがかからないが電気はつく原因の理由は主に2つです。

  • エンジンオイルが硬くなること
  • バッテリーが弱まること

エンジンオイルが硬くなること

気温が下がると油分は固まってしまい、エンジンオイルは動きにくくなります。そうすると、エンジンをかける時に抵抗力が上がり、余分な電力を必要とするためエンジンがかかりにくくなります。

バッテリーが弱まること

バッテリーの内部にあるバッテリー液が化学反応をすることで、エンジンをかけるための電気を供給が可能です。しかし、温度が下がると化学反応が起こりにくくなり、バッテリーの性能が下がります。

そのため、エンジンをかけるための大きな電力が供給できなくなり、エンジンがかからないが微電力でも使える電気類のみが使える状況になります。

この時の対処法は、5分ほど待ってからエンジンを再度かけることです。何度もかけてしまうとバッテリーが上がってしまう可能性もあります。

それでもかからない場合は、セルモーターを3~5秒間回して止める作業を数回繰り返すのもおすすめです。これはエンジンオイルを行き渡らせるこ効果があり、エンジンがかかることがあります。