【口コミ・評価】Tクロスを買うと後悔する?故障しやすいと言われる理由

  • 「Tクロスを買って失敗した」
  • 「Tクロスを買わないほうがよかった」

このように後悔しないためには、購入前にTクロスの情報をしっかり調べることが大事です。

TクロスはフォルクスワーゲンのSUVの中で一番コンパクト、かつ輸入車SUVの中で登録台数が2年連続1位の車です。また、安全性能にも力を入れている車としても定評があります。

ですが、Tクロスについて調べると「後悔」「買ってはいけない」のような記事があるのも事実です。では、そんなTクロスを買って後悔する人の特徴や、逆に買うのにおすすめな人の特徴を解説していきます。

Tクロスを買うと後悔する?購入後の失敗事例3つ

後悔

Tクロスを購入して後悔するポイントを3つ紹介していきます。

後部座席が少し残念

後部座席にいくつか残念な点があります。

➀リクライニング機構がない

➁シートのスライドが左右で同時に動く

➂アームレストがない(付随してドリンクホルダーもない)

➀リクライニング機構がないので、長時間の運転にはあまり向いていません。よく後ろに乗せる方は気をつけましょう。

➁後部座席のシートがつながっているので、シートを前後にスライドさせるときに一緒に移動してしまいます。足元が特別狭いわけではないので大きな問題にはならないとは思いますが、体格差のある方が乗るときは気になるかもしれません。

➂SUVだと後部座席にアームレストがない車も多いですが、今乗っている(前乗っていた)車にアームレストがある方には物足りなさを感じるかもしれません。付随してドリンクホルダーもないので、サイドポケットに入れるなどの工夫が必要です。

振動やロードノイズが気になる

Tクロスはエンジンやハンドルの振動、ロードノイズが大きめです。

運転中に路面状況によっては常に細かく振動が来るので、振動が気になる方には向いていないかもしれません。また、トランスミッションも少しギクシャクしてスムーズではありません。

あとは、リアの突き上げもダイレクトに伝わり、ロードノイズもあり静かではないです。静かで振動が少ない車に乗りたい方には向いていません。

車高と快適装備の問題

➀一般的な立体駐車場に停められない

➁シートヒーターがない

➂電動パーキングブレーキではない

一般的な立体駐車場の高さの上限は155cmの所が多く、Tクロスは158cmあるので停めれません。もちろん場所によって上限は違いますが、都会の駐車場選びに苦労する可能性があります。

➁シートヒーター機能は寒い冬にシートを温めてくれる便利な機能です。ついていないと寒い日に車が暖まるまでの間かなり寒いでしょう。

➂最近の車は電動パーキングブレーキが多いですが、Tクロスはレバー式のパーキングブレーキなので、電動に慣れている方には残念な点かもしれません。

Tクロスが故障しやすいと言われる理由

故障

Tクロスが故障しやすいとされる理由には、日本とドイツの異なる走行環境や部品の経年劣化が影響しています。以下で詳しく見ていきます。

日本とドイツで走行環境が異なるため

フォルクスワーゲンが故障しやすいとされる理由の一つに、日本とドイツの異なる走行環境が影響している点が挙げられます。

日本では、比較的短い距離を低速で運転する機会が多く、また走行時間も短いことが一般的です。これに対し、フォルクスワーゲンの母国であるドイツでは、高速での長時間・長距離運転が中心で、車の設計もそのような環境に最適化されています。

そのため、車の部品には日本の走行条件の方がより大きな負荷がかかり、結果として部品が故障しやすくなると考えられています。

経年劣化による性能低下

フォルクスワーゲンは、車体の骨格やエンジンといった主要部品がしっかりとした造りである一方、ブッシュやマウントなどのゴム製部品やエンジンオイル、サスペンション内部のオイルなどは時間とともに劣化し、性能が落ちていきます

長く使用する際には、これらの消耗部品を適切に管理することが重要で、メンテナンスや部品交換を怠ると故障の原因となります。そのため、定期的な点検とメンテナンスを心がけ、長く安心して乗り続けられるようにすることが大切です。

Tクロスの故障しやすい部分

故障しやすい部分

エアコン(電気系統)

T-CROSSの特に中古車は、エアコンのコンプレッサーに注意が必要です。エアコンのガスを圧縮するこの部品は経年劣化によって焼付きや異音が発生しやすく、特に春から秋にかけて故障が増える傾向にあります。

修理にはコンプレッサー単体の交換だけでなく、エキスパンションバルブやリキッドタンクなどのシステム全体の点検や部品交換が必要なことが多く、工賃やガス代を含めると修理費用が20万円以上になることも珍しくありません。

また、フォルクスワーゲン車では電動パワステ、ABS、エアコン、各種センサーなどの電気系統にもトラブルが発生しやすく、メーター警告灯で確認できることが多いため、購入前に慎重なチェックが求められます。

オルタネーター

T-CROSSの中古車を購入する際には、オルタネーターにも注意が必要です。

この部品は、バッテリーへ電力を供給する重要な発電機ですが、発電時に高温になるため経年劣化によって故障しやすく、特に夏場の高温時期にトラブルが多く見られます。

オルタネーターが故障すると発電が不安定になり、バッテリー上がりの原因にもなりがちで、レッカー移動やバッテリー交換など、追加の出費が発生する可能性があります。

また、修理費用も社外品に交換しても10万円程度かかることが多く、購入後の維持費を考慮する際に押さえておきたいポイントです。

ラジエーター

T-CROSSの中古車において、ラジエーターも経年劣化に伴うトラブルが発生しやすい部品の一つです。

走行距離が少なくても年数が経つと不具合が起こることがあり、特に整備工場への問い合わせも多い部品です。修理や交換の際にはラジエーター本体に加え、ホースなどの周辺部品や冷却水、交換工賃が必要となり、費用は20万円程度に上ることもあります。

購入後に備えて、ラジエーターの状態にはしっかりと注意することが大切です。

トランスミッション

フォルクスワーゲンでよく見られるトラブルの一つに、トランスミッションの「DSG」や「ASG」の不具合があります。

DSG(ダイレクト・シフト・ギアボックス)は、デュアルクラッチトランスミッションの一種で、スムーズなシフトチェンジを特徴としています。ASGはセミオートマと呼ばれ、マニュアルトランスミッションの操作を機械が自動で行う仕組みです。

これらのトランスミッションにおいては、シフトチェンジ時の不具合が多く報告されており、修理が必要となるケースも少なくありません。

窓落ち

フォルクスワーゲン車でよく見られる故障の一つに「窓落ち」があります。

これは、パワーウインドウのガラスが下がったまま上がらなくなる現象で、特にフォルクスワーゲンで発生しやすいとされています。

窓落ちの前兆としては、パワーウインドウの動作が遅くなる、あるいはドア内部から異音が聞こえるなどの症状が挙げられ、異変を感じたら早めの点検が必要です。

エンジン

フォルクスワーゲンでは、エンジントラブルが発生する場合もあります。

トラブルが生じた際にはメーターパネル内の警告灯が点灯するため、問題を早期に確認できます。警告灯が点いた際には、速やかにディーラーや輸入車を専門とする整備工場に持ち込み、点検・修理を依頼することが重要です。

コンバーター

フォルクスワーゲンでは、触媒コンバーターの不具合が発生することもあります。

同社のエンジンは高い性能を誇り、多数のセンサーによって常時モニタリングされています。そのため、センサーが異常を検知するとすぐに警告灯が点灯し、コンバータートラブルも早期に発見しやすい特徴があります。

警告灯が点いた際には、輸入車専門の整備工場やディーラーに速やかに入庫し、適切な点検・修理を受けることが推奨されます。

Tクロスに不満あり?実際に買った人の悪い口コミ・レビュー

Tクロスを購入した方の実際の悪い口コミ・レビューを3つ紹介します。

電動パーキングブレーキがないのが残念

いまVWのラインナップなら、TクロスかTロックだよなー
Tロックのブラックエディションカッコいい
でもどちらも電動パーキングブレーキで無いのがな、、

ナビの性能がよくない

今回もおもろい
こういうチープな車すき
ナビの使えなさわろた

ドア内側が全面ハードプラなのでチープ

Tクロス、デザインもサイズ感もいいんだけど、ドアパネルとか全面ハードプラだし、質感もいいプラでもないのが惜しいなぁ

Tクロスに満足?実際に買った人の良い口コミ・レビュー

Tクロスを購入した方の実際の良い口コミ・レビューを3つ紹介します。

視界が良く運転しやすい

以前にTクロスを試乗したのですが
外観のわりにトヨタ・ライズみたいに
それほど大きく感じませんでした。

視界はとてもよく運転しやすく
ポロより良い感じだと思ってしまった^^;

もっと早く登場していたら
ポロじゃなくてTクロス買っていたのになぁ。

重厚感があり剛性も高い

Tクロス乗って来ました。
想像以上に重厚感あって良かったです😄
ボディーは勿論、アクセルペダルの剛性感高くて乗り味が相当良かったですー。

ちょうどティグアンと並んだのでサイズ感の参考になれば!

乗り心地が最高

クリスマス納車🎁🎉
無事家にたどり着きました。
念願のT-CROSS
乗り心地も最高で惚れる(灬ºωº灬)

Tクロスを買う人はどんな人?どんな人におすすめ?

おすすめ

ここまでTクロスを購入して後悔した事例や悪いイメージを共有してきました。

しかし、逆にTクロスを購入するのにお勧めなのは一体どんな方なのでしょう。特徴とともに3つ紹介していきます。

バランスのとれた車に乗りたい方

Tクロスは全体的なバランスが非常に整った車です。

先ほど後悔するポイントで振動があり、突き上げ感もあるという話をしましたが、トータルで考えると逆にバランスが良くなって運転に不快感のない乗り心地になります。また、リアサスペンションもよく動きボディ剛性も高いので、かなり安定感のある走りです

シートも質感が高く、芯がありしっかりしているのにクッション性があるので座り心地が良く、長時間の運転でも問題ありません。

※後悔するポイントと相反する意見になっているのでまとめると、個々でみると振動や突き上げなどが気になりますが、車全体でみると逆にバランスがよくなって運転しても不快に感じることが少ないということです。

コスパよく運転しやすい外車に乗りたい方

Tクロスの値段は292万円~と外車の中ではコスパが良く、運転しやすい車になっています。

価格が安いことに加えて、高効率な7速DSGトランスミッションを採用していることにより燃費も良く、自分で意識して運転するとさらに燃費を抑えて運転することも可能です。

あとは、視界が高いことで運転がとてもしやすいです。ダッシュボードとボンネットの先端が低いので見切りが軽自動車並みに良く、女性の方でも運転しやすさを実感できるでしょう。

安心装備のしっかりした車に乗りたい方

フォルクスワーゲンの車は、世界の中でも故障が少なく、安全面に配慮された車として有名です。

「Volkswagen オールイン・セーフティ」という安全思想を掲げていて、「予防安全」「衝突安全」「2次被害防止」の三段階で安全面に対して考えられています。先進安全機能の多くは標準装備(一部オプション)されており、安心です。

ヨーロッパで開催される自動車安全テスト「ユーロNCAP」で最高評価の5つ星を獲得しました。「成人乗員保護」カテゴリーで97%、子供の安全性で86%の達成率で基準を大きく上回っています。家族を乗せるファミリーカーとしてはかなり安心できるでしょう。

T- CrossとT-Rockの違い(サイズ・価格・スペック)

違い

特徴 T-Cross T-Roc
全長 4,115mm 4,240mm
全幅 1,760mm 1,825mm
全高 1,580mm 1,590mm
ホイールベース 2,590mm 2,550mm
トランク容量 445リッター 455リッター
価格 2,780,000円〜3,664,500円 3,550,000円〜4,731,000円
エンジン 1リッター直列3気筒ガソリン直噴ターボ 2リッター直列4気筒ディーゼルターボ
最高出力 116ps 150ps
最大トルク 200Nm 340Nm
タイヤサイズ 205/60R16 215/40R19
燃費 WLTCモード16.9km/L WLTCモード18.6km/L
サスペンション 普通のサスペンション 電子制御ダンパー(DCC)
走行性能 標準的な性能で安定した乗り味 スポーティな乗り味、コーナリング性能が良好

T-Crossは、Volkswagenらしい堅実さを体現したシンプルなシティSUVで、街中でも使いやすい一台として人気です。

一方、T-Rocは若々しくて遊び心満載のスポーティSUVで、よりアクティブなライフスタイルにぴったりな魅力を持っています。

どちらも異なる個性を持ちながら、都市での使用に適した性能を備えています。

Tクロスに似たような車種と比較

Tクロスに似ている車が2台あるので、それぞれの特徴や違いなどを紹介していきます。

ロッキー

ロッキー

車名 価格 サイズ 燃費
ロッキー 166万円~ 全長 3,995 mm x 全幅 1,695 mm x 全高 1,620 mm 20.7km/l
Tクロス 292万円~ 全長 4,115 mm x 全幅 1,760 mm x 全高 1,580 mm 16.9km/l

ダイハツの国産車ロッキーのエントリーモデルと比較していきます。

  • 価格に関しては、国産のロッキーのほうが安いです。ロッキーはガソリン車の上級グレードでも205万円~なので、グレードを最上級にしても安くなります。
  • サイズ感に関しては、Tクロスのほうが長さと幅が大きく、高さはロッキーのほうが高いです。最小回転半径はほとんど変わらず、小回り具合は変わらないでしょう。
  • 燃費に関しては、ロッキーのほうが良いです。ロッキーはハイブリッドモデルにするとさらに良くなります。また、Tクロスはハイオクなので燃料代はロッキーのほうが安いでしょう。

走り心地に関して、ロッキーは1tを切る車重と軽量なので、ハンドリングも良好でスポーティーな走りです。さらに、D-CVTのトランスミッションで力強い加速を実現しています。街乗りでは燃費よく走行して、高速や山道では意外とスポーティーな走りができ、1台で両方を楽しむことができます。なので走り心地はTクロスとかなり似ていて、振動やロードノイズは入ってくるもののトータルバランスが良いので、乗り心地は良いです

安全性能や運転のしやすさは、Tクロスのほうが上回っています。Tクロスは先ほどお話ししたように、安全性能にかなり優れていて先進安全技術が標準装備です。現代の車で最高峰の安全車と言えるでしょう。そして、視野も高く見切りも良いので、運転がかなりしやすいです。ロッキーも安全技術に特別劣っているわけではありませんが、比較すると対車両や対人の衝突回避のために停止できるスピードに差が出ていて、Tクロスは50km/hで走行していても停止できるとテストで実証されています。

収納に関しては、そこまで変わらず基本的な収納力はある2台です。後席も大きくは変わらず、ロッキーはリクライニングできるものの少しだけなので、そこまで期待はできません。

価格と燃費、走行性能を考えるとロッキー安全性能と走行性能を考えるとTクロスが向いています。

ヴェゼル

ヴェゼル

 

車名 価格 サイズ 燃費
ヴェゼル 228万円~ 全長 4340 mm×全幅 1790 mm×全高1605 mm 17.0km/l
Tクロス 292万円~ 全長 4,115 mm×全幅 1,760 mm×全高 1,580 mm 16.9km/l

ホンダの国産車ヴェゼルのエントリーモデルと比較していきます。

  • 価格に関しては、ヴェゼルのほうが安いです。ハイブリッドの中級モデルも290万円~とTクロスと変わらないので燃費をよくしたい方はハイブリッドモデルもおすすめです。
  • サイズ感に関しては、ヴェゼルのほうが一回り大きいです。
  • 燃費に関しては、ガソリン車だとほとんど変わりません。ヴェゼルはハイブリッドモデルだと25km/lほどに燃費が向上します。

走行性能に関して、こちらも両車とも似た走りです。その中でも強いて比較すると、ヴェゼルはe:HEV車にグレードを変えると静粛性が増し、滑らかな運転ができます。一方、Tクロスはヴェゼルよりパワフルな運転ができます。

カラーバリエーションは、Tクロスが6色展開(+オプションでもう1色)から選択可能になっていて明るめなカラーが多いです。一方のヴェゼルもガソリン車だと6色展開でシックな色が多いです。

荷室容量は、Tクロスのほうが455L、ヴェゼルが404Lとなっており、多くの荷物を載せる方にとってはTクロスのほうが良いでしょう。

全体的な感じは似ている車ですので、価格を抑えて乗りたい方やハイブリッドに格上げして燃費よく静かに乗りたい方はヴェゼルがおすすめです。300~400万円の予算がある方は外車のSUVでコスパのいいTクロスをおすすめします。

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ここまでTクロスの注意点やおすすめポイントについて解説してきましたが、車を購入する前にすべてを理解することは難しいことだと思います。

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