【オートバックス編】ホイールのガリ傷修理の費用とDIY修理の方法

お悩み中
「ホイールのガリ傷修理をしたいので、料金の相場を知りたい」
「オートバックスでホイールのガリ傷修理をできるのか」

こんなお悩みはありませんか?

そこで本記事では、ホイールのガリ傷修理サービスの料金比較やメリットなどについて詳しく解説していきます。

車のホイールとは?修理しないとどうなる

車のホイールとは、タイヤを取り付けるための円盤状の部品で、車の操縦性や外観にも大きく影響します。ホイールは一般的にアルミ合金や鋼鉄で作られている車の標準装備です。

しかし、運転中に石や道路上の障害物にぶつかるなどしてホイールにガリ傷がついてしまうことがあります。ガリ傷が小さくても、時間が経過するにつれてサビが進んで深刻化し、タイヤの空気漏れや不安定な走行、または外観の損傷などが生じる可能性があります。

さらに、ホイールに深刻なダメージがある場合、車両の安定性や操縦性に影響を及ぼし交通事故につながる危険性もあるため、早急に修理または交換が必要です。

ホイールのガリ傷修理を業者に依頼した場合の相場

ホイールのガリ傷修理の値段について、複数の店舗で比較してみましょう。

オートバックスの値段

オートバックスでは現在、ホイールの修理に関するメニューはなく、修理の受付を行っておりません。

そのため、ディーラーや整備工場などの業者などに依頼することをおすすめします。

ガソリンスタンドの値段

ガソリンスタンドでもホイールの修理は、基本的にはできないでしょう。

しかし、ガソリンスタンドが窓口になって業者に依頼してくれるところもあるかもしれないので、一度確認してみましょう。

ディーラーの値段

ディーラーでは、1本あたり約8,000円~20,000円程度でホイールのガリ傷修理を行っています。

整備工場

整備工場では、店舗によって価格が異なりますが、1本あたり約6,000円~15,000円程度でホイールのガリ傷修理を行っています。

以上のように、修理費用は店舗によって異なりますが、平均的には1本あたり約6,000円~20,000円程度となっています。

ホイールのガリ傷をDIYで修理する場合の相場や必要な道具

ホイールのガリ傷修理をプロに依頼せずに、自分で修理することも可能です。以下では、その場合の相場や必要な道具を紹介します。

ホイールのガリ傷をDIYで修理する場合の相場

一般的にDIYで修理する場合は、2,000~5,000円ほどで修理が可能です。

持っている道具や購入する道具によって変わりますが、業者に依頼してしてもらうよりも安いです。

また、業者に依頼した場合は1本ずつの値段なので、本数が増えると値段も上がります。なので、本数が多い方は自分で修理するほうがおすすめです。

ホイール修理に必要な道具

ガリ傷が深い場合と浅い場合で、準備する道具が少し異なります。

ガリ傷が深い場合

およそ5,000円ほどで準備可能です。

  • 耐水サンドペーパー(400番と800番)・・・水に強いサンドペーパーで、ホイール表面を磨いたり傷を取ったりするの使用
  • マスキングテープ・・・塗装したくない箇所を保護するために、塗装する範囲をマスキングテープで覆うために使用
  • 棒やすり・・・小さな傷や凸凹を取り除くために使用
  • 浸透潤滑剤・・・ガリ傷を研磨する際に、摩擦熱によるホイールの変形を防止するために使用
  • 金属研磨剤・・・ホイール表面の汚れや錆を落として研磨する際に使用され、ホイールをきれいにする効果がある
  • アルミホイール補修用パテ・・・傷を埋めるために使用(ホイールの材質に合わせたものを選ぶ必要)
  • ヘラ・・・アルミホイール補修用パテを塗るために使用
  • 脱脂剤・・・ホイール表面をきれいにするために使用
  • ホイール塗装ペイント・・・塗装したい箇所に塗るために使用(ホイールのに合わせたものを選ぶ必要)
  • ホイールクリーナー・・・ホイール表面についた汚れや油分を落とし綺麗にするために使用
ガリ傷が浅い場合

およそ2,000~3,000円ほどで準備可能です。

  • 耐水サンドペーパー(400番と800番)
  • 棒やすり
  • マスキングテープ
  • 浸透潤滑剤
  • 金属研磨剤

ホイールのガリ傷をDIYで修理する手順

では、修理の手順をお伝えします。傷が浅い場合は、⑤と⑦の作業を飛ばして大丈夫です。

➀ホイールを脱着し、洗浄する

ホイールについた汚れや油分をしっかりと落とし、脱脂剤でホイール表面を拭きます。

ホイールクリーナーや脱脂剤がなければ次の作業からする

➁ガリ傷の部分をマスキングテープで保護する

ガリ傷の周りをマスキングテープで保護し、塗装が垂れたり、きれいなところを傷つけないようにします。

➂棒やすりでガリ傷を削る

棒やすりを使い、ガリ傷を平らに研磨します。棒やすりを使用する目的は、ガリ傷の凸凹をなくすことです。

④400番耐水サンドペーパーで削る

棒やすりである程度削り終えると、400番耐水サンドペーパーで削ります。この時に浸透潤滑剤を使用しましょう。

1,2分この作業を行うと、かなり綺麗になります。

⑤パテで埋める

ガリ傷が深い場合は、アルミホイール補修用パテでガリ傷を埋めます。ヘラを使って均等にパテを塗り、表面を平らにします。

⑥800番耐水サンドペーパーを使用

作業④または⑤を終えた後は、より細かい800番耐水サンドペーパーで削ります。

こちらも数分間磨いた後に、金属研磨剤で最後に磨いてあげるとピカピカになります。

傷が浅い場合はこちらで完了です。

⑦塗装する

ホイール塗装ペイントを使用し、ホイールを塗装します。(塗装前にマスキングテープを剥がし、ガラスクリーナーを使ってホイール表面を拭くことが有効です)

塗料をスプレーして、均等に塗布します。そして、乾燥するまで放置し、塗装に不備がなければ必要に応じて再度塗布します。

以上の手順を正確に実行することで、ホイールの修理が自分で行えます。

ホイールのガリ傷の原因

ホイールのガリ傷ができる要因が一体何でしょうか。

悪路や段差などの衝撃

悪路や段差の多い道路を通行する際、ホイールに負荷がかかり、ガリ傷がつくことがあります。

また、駐車場での誤った駐車方法や車線変更時の接触なども原因となります。

砂利や砂などの異物の付着

砂利や砂などの異物がホイールに付着すると、タイヤとの間でこすれ、ガリ傷が発生することがあります。

また、塩や化学物質などによる腐食によって、ホイールに傷がつくこともあります。

タイヤの取り外しや取り付け時の誤った作業

タイヤを交換する際に、ホイールに傷をつけてしまうことがあります。

特に、タイヤレバーなどを使わずに手でタイヤを外そうとすると、ホイールに傷がつくことがあります。

ホイールのガリ傷以外の修理の種類や相場

以下は一般的な目安として、ホイールのガリ傷とそれ以外の各種修理の種類や相場をまとめたものです。

ガリ傷の修理

本数 相場
1本 5,000円〜20,000円程度

歪みなどの変形

本数 相場
1本 15,000円~

ホイール塗装

本数 相場
1本 10,000円〜20,000円程度

クラック修理

本数 相場
1本 15,000円〜

まとめ

今回は、オートバックスでのホイールのガリ修理についてお伝えしました。

ホイールのガリ修理は、店舗に依頼せずに自分で行うこともできるので、節約したい方は道具を買って行うのもいいでしょう。