【オートバックス編】エアフィルターの交換費用と交換時期を解説

お悩み中
「エアフィルターを交換したいので、料金の相場を知りたい」
「オートバックスでエアフィルターを交換する流れやメリットを知りたい」

こんなお悩みはありませんか?

これらを解決してくれるのがオートバックスの「エアフィルター交換サービス」です。

そこで本記事では、エアフィルター交換サービスの料金比較やメリットなどについて詳しく解説していきます。

目次

エアフィルターとは?交換の必要性と効果

エアフィルターは、エンジンに吸い込まれる空気中の異物(ホコリ、花粉、虫など)を取り除くフィルターです。車のエンジンは、空気と燃料を混ぜ合わせて燃焼することで動力を発生させます。その際、空気中に含まれる異物がエンジンに入ると、エンジンの性能や寿命に影響を与えるので、エアフィルターが必要なのです。

エアフィルターに異物が詰まるとエンジンへの空気の流れが悪くなり、エンジンの性能が低下や燃費の悪化に繋がります。エアフィルターに異物が溜まりすぎると、最悪の場合エンジンの故障で高額な修理費用がかかるので、エアフィルターの交換は必須です。

逆に、エアフィルター交換することで燃費の向上やエンジンの性能向上、異物によるエンジンの損傷を防止する効果があります。

オートバックスのエアフィルター交換費用

オートバックスのエアフィルター交換費用についてお伝えします。

オートバックスのエアフィルター交換費用

交換費用については店舗によって異なりますが、一般的な費用目安としては以下のようになっています。

工賃(目安) 550円(税込)

以下は、エアフィルター本体の料金相場です。

軽自動車など小型車 2,000円〜3,000円程度
普通車 3,000円〜5,000円程度
大型車 5,000円〜7,000円程度

ただし、車種やエアフィルターの種類、店舗の営業政策によって異なる場合があります。

エアフィルター交換に必要な時間

オートバックスでのエアフィルター交換に必要な時間は、10分~です。

時間(目安) 10分~

ただ、30分~1時間ほど見ておくといいでしょう。

エアフィルター交換時期

一般的な交換時期は、2~3万km走行した時点又は3~4年に1度です。

そのほかにも以下のような症状がある場合は、一度点検をおすすめします。

  • 燃費が悪化した場合
  • エンジンの吹き返しが起きた場合
  • エアフィルターの状態を確認して汚れが目立った場合
燃費が悪化した場合

エアフィルターが汚れると空気が流れにくくなり、エンジンの燃焼効率が悪化します。

そのため、燃費が悪化した場合はエアフィルターの交換を検討しましょう。

エンジンの吹き返しが起きた場合

エアフィルターが汚れることで、エンジンに外気以外の物質が混入することがあります。

そのため、エンジンの吹き返しが起きた場合はエアフィルターの交換を検討しましょう。

エアフィルターの状態を確認して汚れが目立った場合

エアフィルターの状態を確認し、汚れが目立った場合は交換を検討しましょう。

車のボンネットを開けると確認ができます。

エアフィルターを交換するメリット・デメリット

エアフィルターを交換するメリットとデメリットをお伝えします。

メリット

  • エンジンの性能・燃費の向上
  • エンジンの寿命延長
  • 高性能化
➀エンジンの性能向上

エアフィルターが詰まることによりエンジンに十分な空気が取り込めなくなり、燃料の燃焼が不完全になってしまいます。

そのため、エアフィルターを交換することでエンジンに十分な空気を取り込ませ、燃料の燃焼を効率的に行うことが可能です。

結果として、エンジンの性能が向上し、加速や燃費の向上が期待できます。

➁エンジンの寿命延長

エアフィルターが詰まることにより、エンジンに異物が混入してしまう可能性があります。

異物が混入することでエンジン内部が摩耗し、寿命が短くなってしまいます。

エアフィルターを交換することで、異物が混入する可能性を減らし、エンジンの寿命を延ばすことが可能です。

➂高性能化

エアフィルターには、純正品とは異なる高性能な社外品が販売されています。

社外品に交換することで、エンジンに必要な空気をより多く取り入れることができ、高性能化することも可能です。

ただし、その車に合わない場合は、かえって逆効果になることもあるので注意が必要です。

デメリット

  • 費用がかかる
  • パワーダウンする可能性がある
➀費用

エアフィルター交換には費用がかかります。

メーカー純正品であれば比較的安価ですが、高性能品などを使用する場合はそれなりの費用がかかります。

➁パワーダウンする可能性がある

純正のエアフィルターに交換すると問題ありませんが、排気や空燃比等が適切でない社外品に交換することで、パワーダウンする可能性があります。

空気をより多く吸い込んでも、排気が上手くできなければ意味がありません。

エアフィルターは純正品でもそこまで高価ではないので、こだわりがない方は純正品を選ぶことがおすすめです。

エアフィルターの種類と選び方

エアフィルターの種類と選び方についてお伝えします。

エアフィルターの種類

  • オリジナルエアフィルター(純正品)
  • 社外品エアフィルター
  • ハイパフォーマンスエアフィルター
オリジナルエアフィルター(純正品)

オリジナルエアフィルターは、車のメーカーが純正で使用しているエアフィルターのことです。

メーカーが純正で採用することで、エンジン性能や燃費の向上、排気ガス規制への適合性などが保証されます

社外品エアフィルター

社外品エアフィルターは、車のメーカーが純正で採用するエアフィルターとは異なるメーカーが製造・販売するエアフィルターのことです。

価格が純正品よりも安価であるため、コスト削減ができます。

ただし、品質によっては純正品と比較して性能が劣るものもあるため、選び方には注意が必要です。

ハイパフォーマンスエアフィルター

ハイパフォーマンスエアフィルターは、高性能車に使用されることが多いエアフィルターです。

フィルターの材質や形状にこだわり、純正品と比較して吸気抵抗を減らし、エンジンに多くの空気を送り込むことでパワーアップを目指します。

しかし、純正品と比較して価格が高く、その車に合わない場合かえってパワーダウンする可能性もあります。

エアフィルターの選び方

  • 車種や年式に合った適切なサイズのエアフィルターを選ぶ
  • フィルターの材質を確認すること
  • フィルターのフィルタリング効果を確認すること
車種や年式に合った適切なサイズのエアフィルターを選ぶ

車種や年式によってエアフィルターのサイズが異なる場合があります。

そのため、自分の車種や年式に合った適切なサイズのエアフィルターを選ぶことが大切です。

車両メーカーの指定する部品番号や、自動車用品店などで提供されている適合表を参考にしましょう。

フィルターの材質を確認すること

エアフィルターの材質には、紙製、スポンジ製、メッシュ製などがあります。

  • 紙製のエアフィルター・・・安価で交換が容易ですが、寿命が短め
  • スポンジ製のエアフィルター・・・交換の頻度は紙製よりも低く、洗浄が可能な場合もある
  • メッシュ製のエアフィルター・・・長寿命で高いフィルタリング効果を持ちますが、価格が高く交換が難しいものもある
フィルターのフィルタリング効果を確認すること

フィルタリング効果が高いほどエンジンに吸い込まれる異物が減り、エンジンの寿命を延ばすことができます。

フィルタリング効果は、エアフィルターの目詰まり度合いによって変わります。目詰まりを防ぐための特殊加工を施したものや、細かな異物を捕集するための機能を持ったものを選ぶのも効果的です。

自分でエアフィルターを交換する方法

自分でエアフィルターを交換することは、簡単に行えるDIY作業の一つです。

以下では、自分でエアフィルターを交換する方法、必要な工具や材料、メリットや注意点について説明します。

自分でエアフィルターを交換する方法

作業前にはエンジンが冷えている状態で行うようにしましょう。

  1. エンジンルームのボンネットを開ける
  2. エアフィルターボックスの場所を特定する(取扱説明書を確認したり、整備士に確認する)
  3. エアフィルターボックスを開ける。(フィルターボックスカバーにスナップやクリップがついている場合は車両のマニュアルを確認)
  4. 古いエアフィルターを取り外す。通常、フィルターボックスの上部から引き出す。
  5. 新しいエアフィルターに交換する。エアフィルターをフィルターボックスに差し込み、フィルターボックスにしっかりと固定する。
  6. フィルターボックスカバーを再び取り付け、ボンネットを閉じる

必要な工具や材料

エアフィルターを交換するには、次のものが必要になる場合があります。

・新しいエアフィルター
・手袋
・作業用クロス(手を汚さないように作業用クロスを用意しておくと便利)
・ネジドライバー(エアフィルターボックスを開けるために、ネジを外す必要がある場合には、ネジドライバーが必要)
・プライヤー(エアフィルターホルダーを固定しているクリップを外す場合に必要)
・絶縁テープ(配線が触れないように絶縁テープを用意しておくと安全)

自分でエアフィルターを交換するメリットや注意点

エアフィルターを自分で交換するメリット
  • コスト削減・・・自分で交換することで作業費用を節約できる
  • 交換タイミングの柔軟性・・・ディーラーや整備工場に車を持ち込む手間を省くことができ、自分の都合に合わせて交換ができる
エアフィルターを自分で交換する際の注意点
  • 取り外し方法・・・車種や年式によって、エアフィルターの取り外し方法が異なる。正しい方法を知らないまま行うと、エアフィルターケースやその他の部品が破損する可能性がある。
  • ・清掃方法・・・エアフィルターを交換する際に、エアフィルターのケース内を清掃することも重要。しかし、適切な方法で清掃しないと、エアフィルターを交換する前よりも不良状態にする可能性がある。
  • ・取り付け方法・・・新しいエアフィルターを取り付ける際にも、正しい方法を知っておく必要がある。不適切な取り付けが行われた場合、エアフィルターが効果的に機能しなくなる可能性がある。

自分でエアフィルターを交換する際には、車のメンテナンスに関する知識や経験が必要です。

初心者の場合は、車の専門家に相談したり、正しい方法を学んだりすることをおすすめします。

エアフィルターのクリーニング方法と頻度

エアフィルターのクリーニング方法と頻度について解説します。

エアフィルターのクリーニング方法

エアフィルターをクリーニングする方法は、一般的に以下の3つの方法があります。

  • エアコンプレッサーを使ったクリーニング
  • 水洗いによるクリーニング
  • 専用クリーナーを使用する方法
エアコンプレッサーを使ったクリーニング

エアフィルターに溜まったほこりを取り除くために、エアコンプレッサーを使用する方法です。

まず、エアフィルターを外し、ゴムホースでエアコンプレッサーからエアを吹きかけます。その後、エアフィルターをブローするか、洗剤を使って洗浄します。

水洗いによるクリーニング

水でエアフィルターを洗浄する方法です。

エアフィルターを取り外し、水に浸し、やわらかいブラシで汚れを落とします。次に、エアフィルターを十分にすすぎ、水をよく切ります。

ただし、エアフィルターが乾くまで時間がかかるため、急いで再使用したい場合は避けるべきです。

専用クリーナーを使用する方法

市販されている専用のエアフィルタークリーナーを使用する方法です。

この方法は、エアフィルターに付着した油やほこりを分解するために効果的です。

使用前に製品のラベルに従って手順を確認し、エアフィルターをきれいな水でよくすすぎ、完全に乾燥させます。

エアフィルターのクリーニング頻度

エアフィルターのクリーニング頻度は使用条件によって異なりますが、一般的には以下のようになります。

  • 乾燥した環境での走行が多い場合:1年に1回程度
  • 濡れた環境での走行が多い場合:3ヶ月に1回程度
  • 砂漠地帯や山岳地帯での走行が多い場合:1ヶ月に1回程度

砂漠地帯やほこりの多い地域での走行が多い場合や、長期間使用しなかった場合は、より頻繁にクリーニングする必要があります。

また、エアフィルターに汚れがたまっている場合は、エンジンの出力や燃費に影響を与える可能性があるため、定期的なクリーニングが重要です。

まとめ

今回は、オートバックスでのエアフィルター交換費用についてお伝えしました。

エアフィルターは普段運転していると気にしない方が多いですが、エンジン性能や燃費にも関わる重要な部分なので、日頃のクリーニングや3.4年に1度の交換をしっかりしましょう。