【オートバックス編】シートベルト交換費用を解説!どこでするのがおすすめ?

「オートバックスのシートベルト交換料金」について気になっている方はいませんか?

シートベルトは車にとって大切な安全装置の一つであり、劣化や故障が生じるため定期的な交換が必要です。シートベルト交換は節約するために自分で行う方もいますが、オートバックスやディーラーのような業者に依頼するのが一般的です。

そこで、この記事では「オートバックスのシートベルト交換費用」について解説します。他にも「交換時期の目安や注意点」などもお伝えするので、これからシートベルト交換を考えている方はぜひ参考にしてください。

シートベルト交換の必要性

シートベルトは、非常に重要な自動車の安全装置のひとつです。正しく着用することで、事故の衝突や急停止時に乗員を座席に拘束でき、大きな衝撃から身を守ることができます。

しかし、シートベルトも経年劣化や使用状況によって摩耗・劣化するため、適切なタイミングで交換が必要です。また、シートベルトには子供用やペット用などの専用タイプもあるため、正しい種類を選択しましょう。

シートベルトの交換には、ディーラーや修理工場、オートバックスなどの自動車用品店で交換可能です。車種やシートベルトの種類、取り付け方法によって異なりますが、一般的には10,000円から50,000円程度となります。

オートバックスのシートベルト交換費用

オートバックスのシートベルト交換費用について解説します。

オートバックスでのシートベルト交換費用について

一般的なシートベルト交換費用は、1本あたり2万円~3万円程度が相場です。交換本数が多い場合や部品が純正の場合は、その分費用も高くなります。

シートベルトの交換費用は、車種やシートベルトの種類、取り付け箇所や方法によって異なります。また、シートベルト交換を行っていない店舗もあり、店舗ごとに料金が異なる場合があるので確認が必要です

オートバックスは電話で金額がわからないので、一度店舗に持ち込む必要があります。また、一般的にシートベルトの交換には時間がかかるため、待合室がある店舗も多いです。

シートベルトの種類や取り付け方法によって費用が異なる

シートベルトの種類は主に、2点式と3点式があります。

  • 2点式は、腰にベルトをかけるだけで胸部はベルトで守られない
  • 3点式は、腰と胸部の両方がベルトで守られる

一般的には、より安全な3点式のシートベルトの方が交換費用が高いです。

しかし、今販売されている車の多くが3点式のシートベルトを使用しているので、交換する際は3点式シートベルトがおすすめです。

オートバックスでのシートベルト交換のメリット

オートバックスでのシートベルト交換には以下のような3つのメリットがあります。

スタッフが専門知識を持つ技術者である

オートバックスのスタッフは、シートベルト交換の経験豊富な専門家です。

そのため、高品質で安全な交換作業を正確に行うことができます。適切なシートベルト交換を行うことで、乗員の安全性を向上させて事故でのケガや死亡リスクを減らせます。

メーカー純正品や同等の部品と交換できる

オートバックスでは、メーカー純正品もしくは同等のシートベルトを提供しています。

純正品は高品質で信頼性が高く、車両の性能を最大限に引き出すことができるので、その分安全性を担保することもできます。

純正品であれば保証も付帯しているので、保証期間内の無償での修理や交換も可能です。(条件による)

交換作業の手間がかからない

オートバックスで交換を行うことで交換作業の手間や時間を省くことができます。

交換作業をお願いすると、出来上がった車を取りに行くだけなのでとても楽です。

オートバックスでのシートベルト交換のデメリット

一方、オートバックスでのシートベルト交換には以下のような3つのデメリットもあります。

交換費用が高い

オートバックスでのシートベルト交換は、専門知識や良質な部品を使用することにより、交換費用が高くなる場合があります。

自分で交換すると工賃やその他費用を省くことができるので、安くなります。

しかし、数千~数万円を省くことで安全性に不安を持つのであれば、確実に安全に行ってもらうことがおすすめです。

車両の持ち込みが必要

オートバックスでシートベルト交換をする場合、車両の持ち込みが必要です。

そのため、自宅から遠く離れたオートバックスで交換をする場合は、車両を運ぶ手間や時間もかかることになります。

また、シートベルト交換作業を行っていない店舗あるので、近くの店舗で行えない場合は不便です。

時間がかかる場合がある

シートベルト交換の車種や作業内容によっては時間がかかる可能性があります。

基本的には、店に車を持ち込んで車に適したシートベルトを取り寄せてからの作業になります。そのため、取り寄せまでの数日間は作業が行えないことが多いです。

また、店の予約状況によってはすぐに作業できないこともあるので、しっかり事前に確認しておきましょう。

オートバックス以外のシートベルト交換方法

オートバックス以外にも、シートベルトの交換を行うことができます。その方法にはディーラー整備工場、自分で交換する方法です。

ディーラーで交換する方法

【方法】 ディーラーでシートベルト交換を行う場合、以下の手順が一般的です。

  1. 予約:ディーラーに電話やネットで予約をし、交換する日時を決める(予約できず、現地にそのまま行かないといけない店舗もある)
  2. 車両の確認:交換作業前に、車両の型式や年式、シートベルトの種類などを確認(適した部品の取り寄せに数日かかる場合あり)
  3. 交換作業:技術者がシートベルトの交換作業を行う
  4. 確認作業:交換作業後、動作確認や車両状態の確認

【相場】 シートベルト交換の相場は、車種やシートベルトの種類、地域やディーラーによって異なりますが、一般的には以下のような価格帯になります。

車種 価格
一般的な軽自動車 10,000円〜20,000円程度
一般的なセダンやワゴン 20,000円〜30,000円程度
一部高級車やスポーツカー 30,000円〜50,000円以上

上記はあくまで一般的な目安であり、車両の状態やディーラーの料金体系によって異なる場合があります。また、ディーラーによってはシートベルトの交換作業を行っていない場合もあるため、事前に確認が必要です。

整備工場で交換する方法

一般的に、整備工場で行う場合のほうが、ディーラーの価格より少し安いことが多いです。ディーラーは、車種や年式に合わせた純正部品を使用して交換を行うことが多く、部品代や交換作業の料金が高めになる傾向があります。

一方、修理工場は、市販の汎用部品を使用する場合が多く、ディーラーに比べて料金が安くなる場合がありますが、純正部品に比べて品質や耐久性が劣る可能性があります。

交換を依頼する前に料金や部品の品質、交換作業の保証内容などを確認して、自分にとって最適な選択肢を選ぶことが重要です。

自分で交換する方法

自分でシートベルトを交換する方法は、費用を抑えることができるため、予算に余裕がない場合には選択肢の一つです。

しかし、交換には専門知識が必要であり、誤った取り付けや設置ミスなどが起こると交通事故につながる可能性があるため、慎重に行う必要があります。

一般的なシートベルト交換手順は以下の通りです。

  1. シートベルトの錠前カバーを外し、シートベルトを弛める
  2. レンチやネジドライバーを使用して、固定ボルトを外す
  3. 新しいシートベルトを取り付ける
  4. 新しいシートベルトを固定ボルトに取り付け、シートベルトを張る
  5. 動作確認完了後、シートベルトの錠前カバーを再び取り付ける

自分で行うときは、その車専用の説明書をよく読んで行いましょう。

以上が、オートバックス以外のシートベルト交換方法です。交換方法を選ぶ際には、予算や専門知識の有無、車の保証などを考慮して慎重に選ぶようにしましょう。

車種やシートベルトの種類によっては、オートバックスやディーラー、修理工場でも交換できない場合があります。そのような場合は、専門のシートベルト交換業者への依頼が必要です。しかし、業者によっては費用が高額になる場合があるため、複数の業者を比較検討することが大切です。

シートベルトの選び方と取り付け方法

シートベルトの選び方や取付方法をお伝えします。

シートベルトの選び方

シートベルトを交換する際には、車種や年式に適したサイズや形状のシートベルトを選ぶことが大切です。

また、シートベルトの種類や素材も重要です。シートベルトに使用される素材はナイロン、ポリエステル、アラミド繊維(ケブラー)があります。以下に、それぞれの素材の特徴を簡単に説明します。

  • ナイロン:軽量で丈夫な素材で低コスト。伸縮性があり、長期間使用しても締め付け感が変わりにくいため、一般的に使われている素材の一つ。
  • ポリエステル:ナイロンに比べて強度が高く、耐久性も優れている。また、ナイロンと同様に伸縮性がありますが、ナイロンに比べて熱に弱く、劣化が早いという欠点がある。
  • アラミド繊維(ケブラー):非常に高い強度と耐久性を持つ素材で、航空機やレーシングカーなどで使用されることがある。また、高温や摩耗にも強いため、耐久性が非常に高い。しかし、コストが高く、加工が難しいという欠点もある。

自分の車種や使用目的に合ったシートベルトを選ぶことが大切です。

取り付け方法や注意点

シートベルトを交換する際には、正しく取り付けることが必要です。まずは、交換前に車両メーカーの取り付け方法や取り外し方法を調べ、正確に作業を行うようにしましょう。

また、シートベルトの取り付けには様々な工具が必要です。必要な工具が揃っていない場合や工具を使いこなせる自信がない場合は、プロに任せることをおすすめします。

必要な工具・・・新しいシートベルト、ネジドライバー、レンチ、ペンチ、はさみ、安全メガネ、手袋など

取り付けの際に注意すべき点は、シートベルトの長さや位置を適切に調整することです。シートベルトが長すぎたり短すぎたりすると、適切に身体を固定することができず、安全性が低下してしまいます。また、シートベルトが正しい位置に取り付けられていないと、事故時に効果が発揮されないこともあります。

シートベルトの種類や安全性

シートベルトには、2点式、3点式、4点式、5点式など様々な種類があります。運転席や助手席には必ず3点式のシートベルトが装備されており、基本的なシートベルトは3点式です。

近年では、衝撃吸収材を使用したシートベルトや、衝撃吸収装置を備えたシートベルトも開発されており、より高い安全性を実現しています。

シートベルトは、車両の安全性に直結する大切なパーツの一つです。交換を検討する際には、車両メーカーや整備士の意見を参考にし、適切な選択を行うようにしましょう。

シートベルトの交換時期

シートベルトの交換時期には、以下のような目安があります。

  • シートベルトの劣化が目視で確認できる場合(ベルトの色褪せやキズ、裂け目など)
  • シートベルトのテンションが弱まっている場合
  • シートベルトの伸縮性が低下している場合
  • 事故に遭った場合

特に、事故に遭った場合は、シートベルトにかかる負荷が大きくなるため、交換が必要です。

また、上記のような症状が出ていない場合でも、10年ほど使用している場合は交換がおすすめです。

シートベルトのバックル交換費用

シートベルトのバックルの交換費用は、5,000円~15,000円程度(工賃と部品代)が多いです。

バックルもシートベルトと同じように10年程度は寿命があるので、定期的に交換するものではありません。

しかし、異音やスムーズな動作をしない場合は、一度点検をして交換などの対処をしましょう。

まとめ

今回は「オートバックスのシートベルト交換の費用」から「交換時期や注意点」などについて解説しました。

店舗や交換方法によって料金が異なります。そのため、予算や品質、保証など自分に適した条件をクリアするためにも、複数社での比較も大切です。

シートベルトは車にとって非常に重要な部品なので、自分で行うよりはプロの業者に依頼することをおすすめします。