【オートバックス編】タイミングベルト交換費用と交換時期を解説

お悩み中
「タイミングベルトを交換したいので、料金の相場を知りたい」
「オートバックスでタイミングベルトを交換する流れやメリットを知りたい」

こんなお悩みはありませんか?

これらを解決してくれるのがオートバックスの「タイミングベルト交換サービス」です。

そこで本記事では、タイミングベルト交換サービスの料金比較やメリットなどについて詳しく解説していきます。

タイミングベルトとは何か?役割や交換の必要性

タイミングベルトは、エンジンの回転数に合わせて弁やピストンの動きのタイミングを合わせる重要な部品です。

万が一切れてしまうと、エンジンの動作に深刻な障害が生じる可能性があります。

さらに、タイミングベルトは他の部品とは違い運転手が目視確認できず、異音や匂いなどの前兆がありません。したがって、定期的な交換が必要です。

「オートバックス」のタイミングベルト交換費用

以下の金額が、オートバックスでのタイミングベルト交換費用の目安です。

軽自動車 30,000円前後
普通車 60,000円前後
高級車 100,000円前後
輸入車 100,000円~300,000円前後

ただし、タイミングベルト交換費用は、車種や年式、エンジンのタイプなどによって異なります。

オートバックスのタイミングベルト交換費用は、他社と比較しても一般的な金額です。それでも、オートバックスのタイミングベルト交換サービスには高い技術力や信頼性があるため、安心して交換作業を任せることができます。

オートバックス以外のタイミングベルト交換業者の比較

タイミングベルト交換サービスは、オートバックス以外にも多くの有名サービスが存在しています。ここでは、オートバックス以外の代表的なサービスを比較していきます。

「コバック」のタイミングベルト交換費用

一般的な目安は、30,000円〜80,000円程度です。

ただし、車種や整備内容によっては、それ以上の費用がかかる場合もありますので、詳細な見積もりを取ることをおすすめします。

「ディーラー」のタイミングベルト交換費用

一般的な目安は、70,000円〜120,000円程度です。

ディーラーでの交換は他者に比べると料金が高いですが、以下のような理由のためです。

  1. ディーラーは、車種やエンジンの種類に精通しているため整備が正確
  2. オリジナルの部品やメーカー純正品を使用するため、高品質な交換が可能
  3. 整備記録がデータベース化されているため、後々の整備や買い替え時の査定にも有利
  4. 保証期間が設けられている場合があり、万が一不具合が起きた場合でも安心して対応可能

タイミングベルトの交換費用が高い理由

タイミングベルトの交換費用が高い理由をお伝えしていきます。

➀交換に必要な時間や手間が多いため

タイミングベルトはエンジン内部にありエンジンを分解して交換するため、6時間ほどかかります。

また、交換作業を正確に行うための優れた技術も必要です。

つまり、タイミングベルトの交換費用が高い1つ目の理由は、交換の作業時間や技術力に対するコストが高いためです。

➁同時に他の部品の交換も推奨されるため

タイミングベルト自体は、安くて2,000円~と数千円で手に入るのでそこまで高額ではありません。

しかし、タイミングベルトと同時に交換を推奨される部品がいくつかあり、複数箇所を交換すると部品代が高くなります。

以下が、タイミングベルトと同時に交換を推奨される代表的な部品3つです。

  1. ウォーターポンプ:タイミングベルトと同じようにエンジン内部にあり、定期的な交換が必要な部品。交換時期がタイミングベルトと同じくらいであるため、一緒に交換することを推奨。
  2. テンショナー :タイミングベルトの張りを調整するための部品。交換時期がタイミングベルトと同じくらいであるため、一緒に交換することを推奨。
  3. アイドラーベアリング :タイミングベルトが回転する際に摩耗を防ぐ役割を持つ部品。交換時期がタイミングベルトと同じくらいであるため、一緒に交換することを推奨。

どの部品もエンジン内部にあり交換タイミングが似ているので、同時に行うことで作業効率が向上します。また、新しい部品に同時に交換することで、部品の寿命を最大限に延ばすことも可能です。

ただ、車種やエンジンの種類によって異なる場合があるので、担当の整備士としっかり確認しましょう。

タイミングベルト交換時期は?

自動車のタイミングベルトは定期的な交換が必要です。ここでは、タイミングベルト交換のタイミングについて解説します。

タイミングベルトの交換時期

国産車のタイミングベルト交換時期は、一般的に走行距離10万kmが目安です。

理由は、タイミングベルトの耐用年数を10万kmと定めているメーカーが多いためです。ただし、輸入車だともう少し早めに交換をしないといけない場合があるので、5万km前後で一度点検することをおすすめします。

タイミングベルトは劣化すると伸びたり、傷ついたり、破損したりするため、交換時期を過ぎると突然切れる可能性があるため注意が必要です。地域や使用環境によっても異なるので、数年に1度点検することも大事です。

 タイミングベルトを交換が遅れた場合のリスク

タイミングベルトを交換しないと、以下のようなリスクがあります。

  1. エンジンが停止、もしくは故障する
  2. リセールバリューが低下する
  3. 周辺の部品にも影響する
エンジンが停止、もしくは故障する

タイミングベルトは、エンジンのバルブとピストンの動きを同期させる役割を持つ、エンジン内の動力伝達系統です。

そのため、タイミングベルトが切れるとピストンとバルブの動きがズレてしまい、エンジンが停止してしまいます。最悪の場合、エンジン内部の部品が損傷し、エンジン自体が故障します。

故障内容によっては、(タイミングベルトの交換費用の)数倍~10倍ほどの金額を払ってエンジンを交換しないといけない場合もあります。タイミングベルトの交換費用以上の費用がかかるので、交通事故を起こさないためにも交換時期にしっかり確認してもらうことが大事です。

リセールバリューが低下する

車のメンテナンス状況が悪い場合、エンジン部分のトラブルがある場合はリセールバリューが低下します。

周辺の部品にも影響する

タイミングベルトが劣化したまま放置していると、周辺の部品にも影響を及ぼす可能性が高いです。

例えば、テンショナーベアリングやアイドラーベアリングが劣化し、タイミングベルトに過剰な負荷がかかることがあります。

また、ウォーターポンプや油圧ポンプもタイミングベルトに連動しているため、タイミングベルトが緩んだり切れたりすると、これらの部品にも損傷が生じる可能性があります。

オートバックスでタイミングベルト交換をするメリット

タイミングベルト交換を検討する際、オートバックスでのサービスを利用することで得られるメリットがあります。以下にそのメリットを紹介します。

メリット1:全国に多数の店舗がある

オートバックスは全国500以上の店舗を展開しており、交換の必要が生じた場合には自宅や職場などの近くにある店舗で交換が可能です。

また、店舗数が多いため、遠方からの利用でも手軽に利用することができます。

メリット2:即日交換が可能

オートバックスでは、タイミングベルト交換を即日で行うことが可能です。

交換時に必要な部品やオイル、フィルターなどを常備しているため、急なトラブルに対しても迅速に対応でき安心して利用することができます。

メリット3:確かな技術力とサポート体制

オートバックスでは、整備士による確かな技術力と、充実したサポート体制を誇っています。

整備士は独自の資格制度によって認定されたプロフェッショナルであり、安心して車を預けることができます。万が一の場合にも、保証制度を設けているため、トラブルが生じた場合にも安心です。

メリット4:コストパフォーマンスに優れた価格

オートバックスでは、高品質なパーツを使用しながらもコストパフォーマンスに優れた価格設定を行っています。

また、ポイント還元やクーポン利用などの割引サービスを提供していることもあります。

オートバックスのタイミングベルト交換の流れ

オートバックスでタイミングベルトを交換する流れをお伝えします。

➀予約

まずは、オートバックスのウェブサイトやお近くの店舗に電話して、タイミングベルト交換の予約をします。(店舗によっては予約できずに、直行する場合もある)

予約日時の調整や料金について確認しておくことをおすすめします。

➁受付・確認

予約した日時に店舗に訪れ、受付にて予約内容を確認してもらいます。車種や年式、走行距離などを伝えることで、正確な作業内容や必要なパーツの確認を行います。

➂見積もり

作業内容と必要なパーツの確認が終わると、見積もりを提示してもらいます。ここで料金や作業内容を確認し、必要に応じて変更や追加の作業内容を相談することができます。

④作業開始

見積もりに同意し、作業開始となります。作業時間は車種や年式、走行距離などによって異なりますが、一般的には数時間から半日程度がかかることがあります。

⑤作業完了・確認

作業が完了したら、担当者から連絡があります。車両を引き取りに店舗に戻り、作業内容や料金の確認を行います。また、実際に車を運転して、問題なく動作するか確認することも重要です。

まとめ

今回は、オートバックス及び業者別のタイミングベルト交換費用についてお伝えしました。

車種や故障・交換内容(部品数など)によって価格は異なります。また、悪い状態で放っておくとエンジン停止や故障の要因になり、さらに高額な修理代金がかかることもあるので、交換時期になると早めの点検が必要です。

価格を抑えたい方は、複数社で見積もりをとることも有効です。