トーヨータイヤ製スタッドレスタイヤの評判｜滑る？効かない？

こんなお悩みはありませんか？

そこで本記事では、トーヨータイヤのスタッドレスタイヤの評判や特徴などについて詳しく解説していきます。

トーヨータイヤのスタッドレスとは？

トーヨータイヤは、1945年に設立された日本のタイヤメーカーで、国内シェアは4位と高い技術力に定評があります。車の形状に合わせた専用タイヤを多く生産しており、ミニバン専用や軽自動車専用などのラインナップが豊富です。また、自動車用防振ゴムなど、ゴム関連技術や振動制御を生かした製品も展開しています。

トーヨータイヤの主な特徴は次のとおりです。

トーヨータイヤは、日本、米国、マレーシア、中国で自動車タイヤを製造しており、売上高の8割強を占めています

トーヨータイヤ製スタッドレスタイヤは滑る・効かないって本当？

トーヨータイヤのスタッドレスタイヤは「滑る」「効かない」という意見を聞くこともあると思います。確かに「滑る」「効かない」と感じる方もいるとは思いますが、これはどのメーカーのスタッドレスでもある程度聞かれる感想です。そのため、ブリヂストンやダンロップなどで「滑る」「効かない」と検索すれば、多くの情報が見つかるでしょう。

私の見解としては、アイスバーンや凍結路でのグリップ力が少し弱い、少し滑りやすいという印象を受けることがあります。一方、乗り心地や耐摩耗性に関しては良く、他の人の評価も高いものが多いです。そのため、乾路もそれなりに運転し、厳しい環境での運転が少ない方にはおすすめできます。

そして、走行する道路に応じたタイヤ選びも重要です。後述しますが、トーヨータイヤには多くの種類のスタッドレスタイヤがあるため、自分の車やよく走る道路状況を確認してタイヤを選びましょう。

トーヨータイヤ製スタッドレスタイヤの寿命

トーヨータイヤのスタッドレスタイヤの寿命は、製造年月日から3~4年前後です。走行距離でいうと、1.5~2万km前後の走行距離です。これは他社のスタッドレスタイヤとさほど変わりません。

ただ、路面状況や走り方、保管方法によっても変わるので、全員がそうというわけではありません。例えば、悪路で乱暴な運転をしてみたり、直射日光の当たるところで保管すると長い間寿命が持ちません。

一方で、5年以上同じタイヤを使用している人もいて、最新タイヤになるほど寿命も延びやすいです。例えば、最新モデルのオブザーブ GIZ3では「持続性高密着ゲル」配合の「密着長持ちゴム」を採用していることで約4年後のブレーキ性能の低下率を従来のものよりも抑制しています。

また、適切な保管方法を実践して、定期的にローテーションをして、空気圧を測って運転していると寿命を延ばすことができます。寿命の伸ばし方のコツや寿命かどうかの見分け方は、以下の記事で詳しく説明しているので気になる方は参考にしてください。

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トーヨータイヤ製スタッドレスタイヤの良い口コミ・評価

トーヨータイヤ製スタッドレスタイヤの良い口コミ・評価をいくつか紹介していきます。

氷にも強く環境にも優しい素材が使用されている

あとオニグルミはトーヨータイヤのスタッドレスにも使われてます🧐 https://t.co/lXl4KxyD1V pic.twitter.com/kC5EamlTOn

— ウーリカ (@urikal391) August 29, 2024

サマータイヤと変わらない乗り心地や走行音・燃費

今年は暖冬で雪上や凍った路面を走る機会がなかったのですが、国産のサマータイヤと変わらない乗り心地と走行音でした、燃費もあまり変わらず乗りやすかったです。

引用元：TIREHOOD

コスパに満足

国産メーカーで探しこのタイヤをチョイス。音も静かでRV車にはマッチしているようです。まだ装着して1ヶ月ですけどアイスバーン、圧雪にもそこそこ効きます。費用も抑えることができ、購入から装着までのオペレーションも簡単、スムーズで大変満足。来春は早速サマータイヤを購入しようと思います。

引用元：TIREHOOD

トーヨータイヤ製スタッドレスタイヤの悪い口コミ・評価

トーヨータイヤ製スタッドレスタイヤの悪い口コミ・評価をいくつか紹介していきます。

アイスバーンでのグリップは弱い気がする

アイスバーンでのグリップは弱い気がする。それ意外は良いと思う。通常より1年短くはきかえる感じ。

引用元：TIREHOOD

北海道には不向き

北海道旭川で乗っていますが、氷上は止まりません。雪上も滑ります。北海道には不向きなタイヤです。かなり、ゆっくり走る癖がついたので、事故は起こしてません。

引用元：TIREHOOD

高速道路運転時の使用感と氷上・雪上性能がよくない

気になった点は2点で、一つ目は高速道路です。車線変更の際に少しヨレる感じがあるのと、ノイズが大きいです。

二つ目は、凍結や圧雪での性能です。コレはやはり、Y社からの乗り換えということもあり、効きが全く違いました。カーブでは滑りはするものの、底のある滑りと言いますか、滑り出しはY社より早いですが、粘りがあり、一定のところで止まる様な感覚です。

ただどちらも、価格を考えれば十分な性能です。路面状況が悪い日は、法定速度-10kmほどで車も流れますし、普通に走る分には問題ありません。

引用元：TIREHOOD

トーヨータイヤ製スタッドレスタイヤのブランド別性能比較

トーヨータイヤのスタッドレスタイヤの中でもブランドによって特徴が異なってきます。それぞれどのような特徴や違いがあるのか、見ていきましょう。

OBSERVE GIZ3の性能・評価

引用元：公式サイト

OBSERVE GIZ3は2024年8月に発売されたトーヨータイヤの最新スタッドレスタイヤで、従来のOBSERVEGIZ2の後継モデルです。前モデルと比較して、氷上での制動性能が22％も向上しており、より高い安全性を提供します。

GIZ3では、従来の「NEO吸水カーボニックセル」による吸水効果と、「鬼クルミ殻」によるひっかき効果を継承しつつ、新たに「持続性高密着ゲル」と「サステナグリップポリマー」が採用されています。これにより、低温下でもゴムの柔軟性が保たれ、アイスバーンでも高い密着性を発揮するため、路面への接地力がさらに向上しています。

また、GIZ3は新しいコンパウンドを使用し、温度変化による硬さの変動を抑えることで、安定した性能を維持します。

OBSERVE GIZ2の性能・評価

引用元：公式サイト

OBSERVE GIZ2もGIZ3と同じように多様な冬道環境に対応する優れたアイス性能で高い評価を得ています。トーヨー独自の技術である「クルミ殻」を配合したゴムが、氷上でのグリップ力を高め、滑りにくく安心して走行できる設計が特徴です。また、他社製品と比べてコストパフォーマンスが良く、高品質を維持しながら手頃な価格で入手できる点も魅力です。

旧モデルの【OBSERVE GIZ】と比較して、アイス制動性能が8％、ウェット制動性能が18％向上しており、雪道でのハンドル操作もしやすくなっています。

さらに、セダン、ワゴン、コンパクトカー、軽自動車など幅広い車種に対応しており、価格も比較的安価であるため、総合的なバランスに優れたスタッドレスタイヤとして、多くのドライバーにおすすめできる製品です。

OBSERVE ガリット GIZの性能・評価

引用元：公式サイト

OBSERVE ガリット GIZは2014年8月に発売され、OBSERVEGIZ2の前モデルにあたりますが、現在でも販売されており、旧モデルのため手頃な価格で手に入れることができます。

OBSERVE ガリット GIZは、従来モデルのGARIT G5を進化させた乗用車用スタッドレスタイヤで、特に「吸水」「吸着」「ひっかき」の機能を強化しています。その中でも特に吸水性能が大幅に向上し、アイスバーンでの性能が大きく改善されています。その結果、路面の状況がステアリングを通じて伝わりやすく、「多少滑ってもコントロールしやすい」といった高評価を受けています。また、雪道での性能は他社製品と大差がないものの、「乗り心地が良く、安定感がある」との声もあります。

Winter TRANPATH TXの性能・評価

引用元：公式サイト

Winter TRANPATH TXは、ミニバンやSUVなどの重心が高く、ふらつきやすい車種向けに開発されたスタッドレスタイヤです。ミニバン専用の夏タイヤ「TRANPATH」シリーズで採用されている横剛性に優れたスーパーハイターンアップ構造を取り入れており、コーナリングやレーンチェンジ時のふらつきを抑え、横方向のグリップ力を強化しています。

そして、旧モデルである【Winter TRANPATH MK4α】と比較して、アイス制動性能が12％、アイスコーナリング性能が8％向上しています。また、トリプルトレッド構造を採用し、インサイドには凍結路での発進と制動に効果を発揮するスーパーソフトコンパウンド、アウトサイドにはコーナリング時に役立つソフトコンパウンドが使われています。さらに、下層にはソフトキープコンパウンドが配置されており、経年劣化を抑制する設計がなされています。

これらの特徴から、【Winter TRANPATH TX】は雪道でもしっかりとしたコントロール性を発揮する信頼性の高いスタッドレスタイヤと言えるでしょう。

OBSERVE GSi-6の性能・評価

引用元：公式サイト

OBSERVE GSi-6は、SUVおよびクロスオーバー車（CCV）専用に開発されたスタッドレスタイヤで、氷雪路からウェット、ドライ路面まで幅広い走行状況に対応できる高性能なタイヤです。特にアイスバーン上でのコントロール性能が高く、評判が高いです。

旧モデル【OBSERVE GSi-5】と比較してスノー制動性能が7％、ウェット制動性能が11％向上しており、新しいパターンデザインがより優れたグリップ力と操縦安定性を提供します。また、グリップシリカコンパウンドにより、冬道におけるウェット路面でのグリップ力が強化され、プロファイルの最適化によってハンドリングの応答性も向上しています。

さらに、「吸水カーボニックパウダー」によって水膜を効果的に吸収し、「鬼クルミ殻」が氷をしっかりとひっかくことで、優れたグリップ力を発揮します。このため、走行時に不安定さを感じさせず、安定したハンドリングを実現します。

このような特徴から、【OBSERVE GSi-6】はあらゆる冬道に対応し、SUVやCCVオーナーにとって信頼性の高い選択肢となるスタッドレスタイヤです。

OBSERVE W/T-Rの性能・評価

引用元：公式サイト

OBSERVE W/T-Rは、過酷な氷雪路や深雪を走破するために開発されたSUV専用のスタッドレスタイヤです。凍結路や荒れた雪道、深雪など厳しい冬の路面状況に対応する専用設計が施されており、サイドブロックが雪深い路面でのトラクションを向上させています。

特徴的なのは、タイヤ側面に設けられた大きな凹凸で、これにより深い雪道でも路面や雪をしっかりと掴み、スムーズに車両を前進させることができます。また、広めのスリットが排雪性能を向上させ、ショルダーブロックに段差を加えた設計がトラクションを強化し、急勾配の雪道でも安定した走行を実現します。

このタイヤは前進だけでなく、後退時にも強力なグリップ力を発揮し、あらゆる方向への対応が可能です。過酷な条件下でも安定した走行性能を発揮するSUV向けスタッドレスタイヤとして、高い信頼性を持っています。そのため、特にオフロード志向のドライバーや雪道を頻繁に走るユーザーに適しています。

トーヨータイヤ製スタッドレスタイヤを選ぶときのポイント

• タイヤのサイズは同じサイズかインチアップする
• 車種に合ったモデルを選ぶ
• 走行性能、シリーズで選ぶ
• 寿命が長く保てるか確認する
• ドライ・ウェット機能で選ぶ
• タイヤホイールセットを選ぶ

タイヤのサイズは同じサイズかインチアップする

重要なのが、自分の車に合ったサイズを選ぶことです。基本的には同じサイズを選ぶと問題ありません。

もし、ハンドリング性能や走行性能、ブレーキ性能を向上させて、見た目もカッコよくしたい方はインチアップもおすすめです。ただ、乗り心地や燃費が悪くなるので注意しましょう。

車種に合ったモデルを選ぶ

ダンロップは、普通乗用車用、SUV車用、商用車、小型トラック・小型バス用の3種類のモデルがあるので、自分の車に合ったスタッドレスタイヤを選びましょう。

走行性能、シリーズで選ぶ

シリーズごとにそれぞれ特徴がありますので、シリーズから絞り込むのもありです。氷上性能や雪上性能、快適性、静粛性、走行性能など自分の重視したい項目に特徴のあるタイヤを選びましょう。

特に氷上性能や静粛性、低燃費性能、寿命が一番高いタイヤが良い方は、ICE NAVI 8がおすすめです。逆にアイスバーンをあまり走らず乾路をよく走る方はICE NAVI 7でもいいでしょう。

寿命の長さやコスパで選ぶ

寿命の長さは、耐摩耗性があるほうが長くなります。なので、耐摩耗性のあるタイヤがおすすめです。

また、数年に1度買い替えするものなので、できるだけお得に買えたほうがいいでしょう。そこまでアイスバーンを運転しないのであれば、旧モデルの「ICE NAVI 6」や「ICE NAVI 7」買って安く抑える方法もあります。また、ネット通販のほうが安くで買えるのでおすすめです。

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ドライ・ウェット機能で選ぶ

スタッドレスタイヤを買うときに氷上・雪上性能ばかりに注目しがちですが、ドライ・ウェット機能もチェックしておきましょう。雪道やアイスバーン以外の運転のほうが多い方は、特に重要です。

スタッドレスタイヤは、夏タイヤに比べて雨での走行性能が落ちやすい傾向にあります。

タイヤホイールセットを選ぶ

タイヤホイールセットを購入するとスタッドレスタイヤ装着時の交換が簡単です。

ホイールセットではなくタイヤを単体で購入した場合、交換時にタイヤの脱着作業（タイヤをホイールから外して、別のタイヤに組み換える作業）が必要でお金も時間もかかります。

ホイールセットのほうが価格が高いですが、スタッドレスタイヤに毎年交換する方は長期的にみると経済的です。

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トーヨータイヤ以外の人気タイヤメーカー

トーヨータイヤ以外のタイヤメーカーについても比較対象として知りたい方もいるかと思います。そこで、4つの人気メーカーについての特徴を以下で紹介します。

ブリヂストン

圧倒的な氷上性能を誇るメーカーで、北海道・北東北5都市での装着率が21年連続No.1という称号があります。30年以上の歴史があり、新作が発表される度に性能や耐久性、寿命などが進化しています。

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日本で初めて国産車用のタイヤ製造を開始したメーカーで、世界トップクラスの氷上・雪上性能の高さが特徴です。また、低燃費性能が高く、長く使用できるタイヤが多いです。

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グッドイヤー

世界で初めての空気入りトラックタイヤの開発に成功し、アポロ14号にも採用され世界的に有名なメーカーです。性能はもちろん、寿命が長いタイヤとして定評があり、毎回モデルチェンジするごとに数％以上性能も高くなっています。

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ピレリ

スポーツのレースにも使用されるタイヤで、イタリアのメーカーということもありオシャレな印象があります。雪を掴んでグリップさせる「スノートラップ」を採用することで雪道、凍結路も問題なく走行できます。そして、コスパが良いタイヤとしても有名です。

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トーヨータイヤ製スタッドレスならTIREHOODがおすすめ

ここまでトーヨータイヤ製スタッドレスタイヤについてお伝えしてきましたが、どこで購入・交換するのがいいかわからない方もいると思います。そこで、おすすめの購入・交換先を紹介します。

TIREHOODだと、タイヤの購入から交換まで一連の流れで行えるのでおすすめです。ネットで申し込みをして、自分で指定した店舗に行くだけなので簡単です。タイヤを持ち運ぶのは苦労しますが、直接取付店に届けてくれるので苦労しません。

また、バランス調整、ゴムバルブ交換、廃タイヤ処理に別途お金がかかる業者も多いですが、TIREHOODはコミコミ料金になっているのでわかりやすい価格になっています。