- マツダのディーゼルは買って失敗しないか
- 自分の乗り方でも買っていいのか
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
実際、マツダディーゼルと調べると「後悔」「買ってはいけない」のような記事があるのも事実です。
マツダにはガソリン車、ディーゼル車の2種類があり、結局どちらが自分に合っているのか気になっている方が多いということです。
なので今回、マツダディーゼルは後悔するのか、特徴や注意点などを実際のユーザーの意見を含めて解説していきます。
マツダディーゼルを買うと後悔する方とは
マツダのディーゼルを買うと後悔してしまうポイントを3つ紹介していきます。
チョイ乗り、短距離走行の方
近所の買い物や送迎などのチョイ乗りする方には向いてるとは言えません。
30分以内の運転ばかりしているしている方だと、DPF再生の警告灯が点灯したりエンジンの不具合が生じる可能性があるからです。
本来ディーゼル車はどちらかというと、長時間の運転が多い方に向いてます。
なので、普段遠出しない方もたまに長時間の運転をしていく必要があります。
静粛性のある車に乗りたい方
ディーゼル車はガソリン車に比べて、騒音や振動がしやすいです。
これはガソリン車とディーゼル車のエンジンの燃焼の仕方が違うためであります。
ディーゼル車の空気はより高い圧力で圧縮されているので、より強い振動が発生します。そのため、その爆発音が大きくなり、車内にも騒音となって伝わってきます。
ただ、最近のディーゼル車は昔に比べるとかなり静かになっています。
理由の1つ目は、遮音性能が上がったことです。遮音材やエンジンへカバーをすることで車内に騒音がほとんど入らなくなりました。
2つ目は、エンジンシステム自体が変化したからです。これはエンジンの仕組みが技術の進化によって、穏やかで丈夫なエンジンになりました。
なので、新車や最近の車は騒音問題に関しては気にしなくてもいいと思いますが、中古車を購入する時は試乗してみて確認をしましょう。
軽快な車に乗りたい方
もう一つの気になる点は、ディーゼル車の重量が重いことです。
ディーゼル車のエンジンは、燃焼させる際により大きな力が必要なので、金属を厚くして丈夫で大きいエンジンが積まれているためです。
これは、大きめの車よりはコンパクトな車のほうが運転時により重たく感じてしまうでしょう。
なので、軽い車を運転したい方には向いていないかもしれません。
なぜ短距離しか乗らない方には向かないのか
では、なぜチョイ乗りの短距離運転の方には向いていないのでしょか。解説します。
ディーゼルエンジンの仕組みは
まず、ディーゼルエンジンの仕組みについて説明します。
ディーゼルエンジンは仕組み上、軽油を燃焼させると「煤(スス)」や「有害なPMなどの微粒子」が発生します。ただ、これは体にも環境にも良くないということで、規制されたのです。
そこで新しく「煤(スス)」や「有害なPMなどの微粒子」が発生しないクリーンディーゼルエンジンが開発されました。
クリーンディーゼルは、一度は「煤(スス)」や「有害なPMなどの微粒子」が発生するものの、「DPF」というフィルターを通して「煤(スス)」や「有害なPMなどの微粒子」を再燃焼します。そうすることで煤(スス)や有害なPMなどの微粒子を発生させないようにしているのです。
この「煤(スス)」や「有害なPMなどの微粒子」を再燃焼する一連の流れを「DPF再生」と言います。
しかし、この「DPF再生」にも問題点があるのです。
マツダディーゼルの問題点「DPF再生」
「DPF再生」には高熱が必要で、そのためにはエンジンを回しておく必要もあります。
エンジンを回しておくということは、車を運転していないといけません。
もし、運転時間が少なくエンジンを回せずに「DPF再生」ができなかった場合、「煤(スス)」や「有害なPMなどの微粒子」が溜まっていくのです。
どんどん溜まっていき取り除かなくいけなくなると、いずれ警告灯が出てきて警告灯が出ると、必ず取り除かないといけません。
そして、そのまま放置しておくとエンジンに不具合が出て、最悪の場合故障して動かなくなります。そうなると修理代もかかるので早めに取り除く必要があるのです。
警告灯が出て取り除く方法は、車を20分程度運転することです。そうすることで「DPF再生」が行われ正常に戻ります。
つまり、いつもチョイ乗りばかりをしていると警告灯がでて、無駄に運転しないといけないときがあるということです。
これがマツダディーゼルの一番の問題点になります。
短距離走行メインの方でも乗れる方法とは
では、普段近所の買い物やちょっとお出かけに行くのに車を利用する方は、マツダディーゼル車に乗れないのか。
実は、そういう方でも乗りこなしている方はたくさんいます。もちろん多くの時間運転する方のほうが向いてはいるが、特にトラブルもなく何年も乗っている方もいるので安心してください。
方法は先ほどもお伝えした通り、
- 「DPF再生」の警告灯が点灯してから、20km/h以上、20分程度運転する方法
- 休日などを利用して少し長い距離を走る方法(そうすると勝手に自動で「DPF再生」してくれるので、特に点灯することなく問題なく普通に走ることができます)
つまり、上記の➀➁ができる方は問題なく乗ることができます。
「DPF再生」が終わって次の「DPF再生」が行われるまでの間隔は、およそ150km~300kmです。
長距離運転が多いと間隔は長くなる傾向にあり、チョイ乗り運転が多いと間隔が短くなるようです。
ただ、ヤマト運輸などの貨物車はディーゼルエンジン車が多いですが、あんなに住宅地で停まって、走ってを繰り返している車でも大きな問題にはなっていないので、そこまで気にする必要もないかもしれませんね。
実際マツダディーゼルはどうなのか
実際にマツダのディーゼル車に乗るとどうなのか。ユーザーさんの意見も交えて解説していきます。
乗っている方の口コミ、意見
DPF再生は何度か経験している。作動中はのっそりしか走れないが致し方なし。10分ほどで終わるのでヨシとする。
#CX30 #CX8 #CX5 #CX3 #MAZDA6 #MAZDA3 #マツダ2
今日 仕事から帰宅中に
タイミング悪くDPF再生に入って
自宅到着までに終了しなかったけど
エンジンoffに。DPF再生途中でもエンジンoffって問題あるのかな??
マツダ ディーゼル車乗りの方如何してますか??
— 如月@CX8 2021 XD ExMode AWD (@kirarabrend_cx8) January 10, 2020
今日 仕事から帰宅中に タイミング悪くDPF再生に入って 自宅到着までに終了しなかったけど エンジンoffに。 DPF再生途中でもエンジンoffって問題あるのかな?? マツダ ディーゼル車乗りの方如何してますか??終わるまで付近を走行する 26.5%特に問題ないのでエンジンoff 73.5%
驚いたのはDPF再生が5分程度で終わります。(KEは30分、10㎞ほどかかりました)今のところ16㎞/Lは下回りません。
マツダのディーゼル車に乗っている方の中から「DPF再生」に関してのこのような口コミを発見しました。
ここで驚いたのは、DPF再生の時間が想像以上に短い方がいることとDPF再生でトラブルになっている方が少なかったことです。
DPF再生の口コミ数も10件に1件あるかないかだったので、皆さんが心配するよりも気にしていない方が多いのかもしれません。
エンジンオイルの交換を定期的に行う
エンジンオイルの交換は、ディーゼル車にとって欠かせない重要なことです。
なぜなら、軽油を燃焼させる際に「煤(スス)」や「有害なPMなどの微粒子」が発生しますが、それを綺麗に取り込んでくれるのがエンジンオイルだからです。
もし、エンジンオイルが劣化していると上手く機能せず不具合が生じる可能性があります。そうなるとメンテナスをして数万円~数十万円の金額がかかってしまいます。
エンジンオイルの交換目安は、およそ3か月~1年です。
走行距離が多い場合、短距離走行が多い場合、アイドリングの時間が長い場合、坂道走行が多い場合、悪路走行が多い場合ほど交換目安期間が短くなります。
また、車の車種や大きさによっても変わってくるので車を購入する時に確認しておくのと、定期的に点検をしておくこともおすすめします。
ディーゼル車の特徴とは
ここまで、ディーゼルエンジン、ディーゼル車の注意点や良くない点を話してきました。
では、ディーゼル車の特徴はどのようなことがあるのか解説していきます。
燃料代を抑えられる
ディーゼルエンジンの燃費は良く、メリットの1つです。
ガソリン車に比べて低回転を維持して走行できることもあり、ディーゼル車のほうが燃費性能は優れています。
また、ディーゼルエンジンは軽油なので、その時の相場にもよりますが、ガソリンに比べると約20円の価格差があるので燃料代も安くなります。
燃料代が高騰しているので、少しでも負担を減らすことができて経済的な車と言えるでしょう。
ただ、「DPF再生」時はエンジンの回転数が高くなるので、その時は燃費効率が悪くなります。
圧倒的な加速力
ディーゼルエンジンの最大の特徴は、加速力が抜群に良いことです。
なぜ加速力が高いかというと「トルク」の値が高いからです。(トルク=加速力のようなもの)
マツダ車のガソリン車とディーゼル車を比べてみましょう。(トルクの値=Nm)
- CX-5のガソリン車 252Nm/4000回転
- CX-5のディーゼル車 450Nm/2000回転
- マツダ2のガソリン車 142Nm/3500回転
- マツダ2のディーゼル車 250Nm/1500-2500回転
トルク(Nm)が高いほど加速力が高いので、ガソリン車に比べるとディーゼル車のほうが優れていることがわかります。
これは排気量の大きい車と同じ加速力を持っているにもかかわらず、実際は排気量が大きくないので自動車税も安くすむのでコスパがいいとも言えるでしょう。
さらに、回転数が少ないほどスムーズな発進ができ、燃費も良くなります。
マツダディーゼルをおすすめなのはどんな方⁉
まとめると、マツダディーゼル車は多くの方におすすめできると思います。
経済的な車かつ加速性能が高い車の乗りたい方にはピッタリな車です。
一番の懸念点である「PDF再生」も、たまに警告灯が出たら長い時間運転すれば解決しますし、普段からよく運転する方にとっては何の障壁にもならないので、大丈夫かなとは思います。
あとは、ガソリンスタンドによった時にエンジンオイルの点検を数か月に1度はしてもらいましょう。
それ以上にディーゼル車のメリットのほうが大きいかと思うので、そう感じられた方は一度ディーゼル車を体験してみてください。
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ここまでマツダディーゼル車の注意点やおすすめポイントについて解説してきましたが、車を購入する前にすべてを理解することは難しいことだと思います。
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