【失敗？】アバルト595はダサいのか？買って後悔する人の特徴5選

• 「アバルト595を買って失敗した」
• 「アバルト595は買わないほうがよかった」

このように後悔しないためには、購入前にアバルト595の情報をしっかり調べることが大事です。

アバルト595は、イタリアの車メーカーのフィアットグループのチューニングメーカーであり、日本でも長い間愛されていてモーター好きには知らない方はいないでしょう。

さて、そんなアバルト595を買って後悔する人の特徴や逆に買うのにおすすめな人の特徴を解説していきます。

アバルト595は買うと後悔する？購入後の失敗事例5つ

アバルト595を購入して後悔するポイントを５つ紹介していきます。

小回りが利かない

アバルト595は、小さくてかわいい見た目からは想像できないくらい小回りが利かないです。

小回りのことを表すのに最小回転半径があります。アバルト595の最小回転半径は5.4mで、かなり値が大きい（＝小回り効かない）です。

例えば、最小回転半径が5.4の車は、他にステップワゴンやプリウスPHVがあります。しかし、アバルト595はこの2台と全長が1,000mmも違います。アバルト595とサイズ感の似ている車はトヨタのパッソがありますが、パッソの最小回転半径は4.6mです。

つまり、サイズが小さいから運転しやすいと思って乗ってしまうと後で後悔してしまうかもしれません。

アイポイントが高い

アバルト595は、スポーツカーに比べてアイポイント（視点）が高いです。そのため、スポーツカー独特の低い視点での運転はできないと思っていたほうがいいでしょう。

着座の高さも変更することもできないため視点を変えることができません。できる方法とすれば、「ローポジションアダプター」というアダプタを購入してもらって、ご自身で装着してもらうと少しだけ下げることはできます。

ただ、そもそもアイポイントが低い車に乗りたい場合は他の車も検討してもらったほうがいいでしょう。

車内が狭い

車内が狭いというのは、見た感じのサイズ感で分かると思います。やはり全体的に広くはなく後部座席に関しては長時間のドライブには適していません。膝が前席にあたったりして、足を広げていないとかなり狭いです。

それ以外にも、足元が狭いという意見が複数あります。日本ではほとんど右用ハンドルが流通・発売されていて、右用ハンドル（特にMT)だとペダルの感覚が狭くなり足元が狭くなる特徴があるので、狭いことによりアクセルとブレーキを間違えて踏んでしまうこともあるそうです。

近くにディーラーがない方が購入する

アバルト595を買う場合、近くにディーラーがある、もしくはディーラーの場所を把握しておきましょう。

理由は、警告灯が点灯した時に自分で消せない場合があるからです。例えば、「エンジンチェック」や「ディーラーで整備してください」といった警告です。これはディーラーに行かないと消せない警告灯なので、出てからディーラーを探すとなると焦ってしまうでしょう。

また、ディーラーが近くにない場合は近所で警告灯が点灯した場合、わざわざディーラーまで行かないといけないので、できれば近所にディーラーがあるほうがいいでしょう。

安全技術、先進機能がついてない

アバルト595には、アクティブセーフティーという安全性能がほとんど装備されていません。アクティブセーフティーは事故を未然に防ぐための技術です。

今、先進安全機能がついている車に乗っている方は、少し物足りない部分があるかもしれません。

しかし、パッシブセーフティー機能に関してはきちんと装備しています。パッシブセーフティーとは、事故が起きてしまった場合に乗員の安全を確保するための機能です。

アバルト595に不満？実際に買った人の悪い口コミ・レビュー

アバルト595を購入した方の実際の悪い口コミ・レビューを３つ紹介します。

積載量が少ない

後部座席は、女性でも狭さを感じてしまうのではないでしょうか。
積載性も低いので、家族と買い物へ行くたびに
「ほんと、買い物車に向いてないわよね〜」
と、言われます（笑）

小回りの良さは期待できない

アバルト595、以前1回だけ借りたことがあるけど車体の大きさに対して小回りの効かなさが異常という印象が大きかった

— ﾒ ﾘ ｻ ﾝ (•∇) (@merisan751) August 1, 2022

アバルト595、以前1回だけ借りたことがあるけど車体の大きさに対して小回りの効かなさが異常という印象が大きかった

足回りは硬め

愛車遍歴　長谷川初範　アバルト695。
アバルト595は試乗したけど、足はガチガチに硬いわ、シフトショックは激しいわ、これに350万払えるのはガチ勇者としか。

— Maverick (@Mave_lick) September 29, 2018

愛車遍歴　長谷川初範　アバルト695。
アバルト595は試乗したけど、足はガチガチに硬いわ、シフトショックは激しいわ、これに350万払えるのはガチ勇者としか。

アバルト595に満足？実際に買った人の良い口コミ・レビュー

一方でアバルト595を購入した方の実際の良い口コミ・レビューもありますので、３つ紹介します。

運転する楽しさがある

返信ありがとうございます
私がもし、その車の2台持ちをしたら、「無謀」となります
街乗り、峠、高速道路、どのシチュエーションでも、アバルトさんは本当に楽しい車です♫
納車前、何度も伊藤さんのYouTubeでの、アバルト595の試乗動画を見ました✨

— 小悪魔595 (@Wu5Rnd4xQVT1DW7) July 24, 2022

街乗り、峠、高速道路、どのシチュエーションでも、アバルトさんは本当に楽しい車です♫
納車前、何度も伊藤さんのYouTubeでの、アバルト595の試乗動画を見ました

見た目やデザインが可愛い

初めまして！わー！？超嬉しいですアバルト595！全然詳しくなくて、イタリアの車、良いデザインですね　可愛くてかっこいいしお顔もお尻も良い形〜！洋画のポスターみたいにが乗ってる姿が浮かびますね

— ♨️海を漂うラッコ (@ofuro_wani3) August 22, 2022

初めまして！わー！？超嬉しいですアバルト595！全然詳しくなくて、イタリアの車、良いデザインですね　可愛くてかっこいいしお顔もお尻も良い形〜！洋画のポスターみたいにが乗ってる姿が浮かびますね

軽量ボディとパワフルなエンジン

軽量ボディ+パワフルなエンジンという車にとって楽しくなる要素しかない。
純粋に走らせることを心の底から楽しいと思える車。

アバルト595を買う人はどんな人？どんな人におすすめ？

ここまでアバルト595を購入して後悔した事例やや悪いイメージを共有してきましたが、逆にアバルト595を購入するのにお勧めできる方とはいったいどんな方なのでしょう。特徴とともに3つ紹介していきます。

ドライブ・運転自体を楽しみたい方

加速に関してはかなり良くて、スポーツモードに関しては加速がかなり早くて車の前側が浮くような感覚にもなります。

MTベースの車なので加速音も大きく、ギアが変わったことも肌で感じれますので運転好きには堪らないです。

ユーザーさんの口コミでも「運転を楽しめる」という声がたくさんありますので、いくつか紹介します。

• アバルト595を所有できる楽しさや、何事にも代えがたいのはアバルト595をドライブしている楽しさは最高です！
• 楽しく乗れるMT車がどんどん減っていってしまう中、とても楽しめる車です。　ワインディングを走るのには手ごろなサイズで楽しさ満点、且つ、高速道路での安定性もバッチリです。
• 最高に楽しいマシン

利便性はないかもしれないが、単純にドライブを楽しみたい方にはお勧めです。

コンパクトスポーツカーに乗りたい方

アバルト595に乗った方の中で「ゴーカートみたいな感じ」という方もいます。これはこのコンパクトなサイズ感とゴーカートを運転しているかのようなダイレクトなハンドリングの良さが理由です。

コンパクトな可愛いデザインと、その見た目からは想像できないような高い走行性能の両方を併せ持っているので、男性はもちろん女性からの人気も意外と高いです。女性は輸入車の助手席に乗ることも好きなのでそのような側面もあります。

コンパクトなサイズ感が好きでスポーツカーのような走りを求めている方にはお勧めです。

過激な走りと排気音で運転したい方

外からの音が入ってくるのと排気音が大きいので静粛性については低いですが、その雰囲気を楽しめる方にはとても向いています。

アバルト595の標準性能でバブリング音がしっかり出ているのが印象的です。バブリング音とは、アクセルを緩めたときなどに「ブロロロン、パンパン」と排気音が弾けるように鳴る現象で、スポーツマフラーの醍醐味のひとつです。

ただし、常にバブリング音が鳴っていてうるさいわけではなく、窓を閉めている状態だとそこまでうるさくなく、会話がしずらかったりすることはありません。

ストレートに響くエンジンの快音とバブリング音を楽しみたい方にはお勧めです。

アバルト595と695の違い

アバルト595と695は、どちらも1.4リッターターボエンジンを搭載していますが、各モデルは異なる性能とデザインが特徴です。ここでは、両車の違いやそれぞれの魅力について詳しく解説します。

アバルト595と695のスペックの違い

この表を通じて、595はスポーティさと軽快さを強調したモデルである一方、695はさらに強力なエンジンと特別感のあるデザインを持ち、上質なドライビング体験を提供していることがわかります。

アバルト595の特徴

アバルト595は、1.4リッターの直列4気筒ターボエンジンを搭載し、標準モデルで145馬力、上位グレードでは160馬力を発揮します。5速マニュアルトランスミッションが標準で、ATも選択可能です。これにアバルト独自のチューニングを施したサスペンションとブレーキシステムが組み合わさり、軽快な加速やカーブでの安定性が楽しめます。

インテリアにはバケットシートやレザー仕上げのステアリングホイールが採用され、スポーティで快適な空間が広がります。

また、エクステリアとインテリアのカスタマイズオプションも充実しており、ユーザーは自分好みに仕上げることが可能です。コンパクトながらパワフルな595は、日常のドライブからワインディングロードまで、あらゆるシーンで楽しめるホットハッチとしての魅力にあふれています。

アバルト695の特徴

アバルト695は595を基にさらなる性能を追求したモデルで、1.4リッターの直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最大180馬力を発揮します。0-100km/hの加速性能は約6.7秒と、より力強いパフォーマンスが特徴です。サスペンションやブレーキも強化され、特にブレンボ製の高性能ブレーキが採用されているため、サーキットや高速域での安定した制動力を提供します。

エクステリアはカーボンファイバー製リアディフューザーや専用デザインのアルミホイール、特別仕様のカラーリングなど特別感が際立つデザインが施されています。

また、「695エディツィオーネ・マセラティ」や「695リヴァーレ」といった限定モデルも存在し、コレクターズアイテムとしての価値も高いです。インテリアにはレザーシートやアルカンターラ仕上げの内装が採用され、スポーティながらも上質な空間を提供します。

アバルト595に似たような車種

アバルト595に似ている車が2台あるので、それぞれの特徴や違いなどを紹介していきます。

フィアット500

アバルト595はフィアット500をベースに作られたハイパーモデルの車です。

• 価格はグレードアップしたアバルト595のほうが高くなっています。
• サイズ感はほとんど変わず、アバルト595のほうが全長が若干長いくらいです。ただし、最小回転半径はアバルト595が5.4に対して、フィアット500が4.7なのでフィアット500のほうが小回りが利き、狭い道などもスイスイ運転できます。
• 燃費はフィアット500のほうがいいです。アバルト595のほうがスポーティーモデルになっているので仕方ない部分ではあるでしょう。

フィアット500は、「ルパン三世に出てくる車」や「GUCCIとコラボ」など常に話題を呼ぶ存在で、アバルト595はそのフィアット500をよりスポーティーでワイルドにしたタイプと思っていたらいいでしょう。

スイフトスポーツ

アバルト595のライバルは国産車でいうとスイフトスポーツにあたります。

• 価格はスイフトスポーツのほうが安いです。やはり国産車なので、外車より安くなっています。200万円台でこの性能の車はコスパは最高です。
• サイズ感はスイフトスポーツのほうが大きいです。ドアの数がアバルト595が２つに対して、スイフトスポーツは4つあるというのも要因の1つです。車の安定性はサイズだけでいうとスイフトスポーツのほうが有利でしょう。
• 燃費に関してはスイフトスポーツのほうが良いです。ただ、両車とも最近の燃費がいい車に比べると良いとは言えないですが、スポーティーな車にしては悪くない燃費になっているでしょう。

この2台とも同じような性能ですが、先進安全性能に関してはスイフトスポーツに軍配が上がるので、運転するのに安全性能を求める方はスイフトスポーツのほうが向いています。

刺激的な走行や運転ができる車を求めるならアバルト595が向いています。

アバルト595の中古車購入時の注意点

アバルト595の中古車を購入する際は、慎重に検討することが重要です。以下のポイントをチェックして、安心してドライブを楽しむための車両選びをしましょう。

カスタムをされていないかを確認する

アバルトのような高性能車では、過去のオーナーがパフォーマンス向上のためにカスタムを加えているケースも少なくありません。

しかし、これらの改造が車検に通らないレベルに達している場合や、社外品パーツの使用が車体へ負担をかけている場合もあります。そのため、カスタムが施された車両は、購入前に十分な注意が必要です。

特に、走行性能や耐久性に影響するパーツが変更されている場合、車両の安全性や信頼性が損なわれる可能性もあります。標準状態を維持しているアバルトの方が走行面でも信頼性が高く、安心して楽しめるでしょう。

故障や傷がないかを確認する

中古のアバルト595を選ぶ際は、故障の有無だけでなく、外観や部品の状態にも注意を払う必要があります。特に以下のポイントをチェックすることが重要です。

まず、樹脂製のパーツに傷がないか確認しましょう。特にフロント下部は、路面状況により大きな傷がつきやすい部分です。また、ボディの接合部が緩んでいないかも確認することが大切です。

さらに、冷却水タンクの漏れや割れにも目を光らせてください。エンジンルームを開けてタンクの状態を点検し、劣化がないか確認することが推奨されます。

また、可能であれば試乗を行い、車両の異音やペダル、ハンドル、シフトの反応をチェックすることをおすすめします。もし試乗が難しい場合でも、最低限エンジンを始動させ、ウォッシャー液が正常に噴射されるか、エアコンが問題なく稼働するか、窓の開閉時に異音がないかを確認しましょう。

点検整備記録簿を確認する

中古車を購入する際には、車両の状態を自分の目で確認することが不可欠ですが、過去の整備履歴を確認することも非常に重要です。前の所有者が適切にメンテナンスを行っている場合、車両の故障リスクは大幅に軽減されます。

過去の整備状況は、点検整備記録簿によって明らかになります。販売店にてこの記録簿の有無を確認し、その内容を細かくチェックしましょう。特に注目すべきは、エンジンオイルの交換頻度やその他の重要なメンテナンスの履歴です。整備がきちんと行われていることを確認することで、車両の信頼性を高め、長期的な使用に対する安心感を得ることができます。

車両保証と定期メンテナンスを忘れない

アバルト車を購入する際は、車両保証を付けることが非常に重要です。「壊れやすい」との声も多く、修理費用が高額になりがちなので、事前に保障を確保することをおすすめします。最低でも6ヶ月以上、できれば1年以上の保証に加入すると良いでしょう。

特にエンジン、電装系、サスペンションのトラブルが目立ちます。エンジンではターボチャージャーの故障が多く、修理費用は10万円以上になることがあります。電装系もトラブルが見られることがあり、これらの修理には数万円から10万円程度かかります。

しかし、定期的なメンテナンスや適切な運転を心掛けることでリスクを軽減できるため、予防保全と早期の対応が鍵となります。

生産終了で車両代や維持費が高い可能性がある

アバルトのガソリン車は2024年5月に国内販売を終了しました。そのため、購入前には車両の状態をしっかり確認する必要があります。

理由としては、部品供給が制限される可能性があり、将来的な修理やメンテナンスの難しさを考慮するためです。生産終了モデルは走行距離が多かったり、事故歴があることがあるため、詳細な点検を受け、必要なら第三者機関による検査も依頼しましょう。

部品供給が確保されているかや、専門の整備工場やアバルトに詳しいディーラーでのメンテナンスが可能かどうかもチェックポイントです。

車の購入で不安な時は？ガリバーで在庫確認しよう

ここまでアバルト595の注意点やおすすめポイントについて解説してきましたが、車を購入する前にすべてを理解することは難しいことだと思います。

また、車を購入しようと検討している方の中には、

• 予算をもう少し抑えることはできないか
• どんな車があるかをたくさんの候補の中からすぐに探したい
• 店に行くとしつこく営業されそう
• 大きな買い物なので安心できる所で買いたい

という悩みを抱えている方も少なくないのではないでしょうか。ガリバーの中古車提案サービスでは、これらの悩みを解決できます。

ガリバーの中古車提案サービスであれば、

• メーカー、車種名、予算と条件に合った車をたった35秒で探すことができます
• 毎日入荷台数は500台と種類も豊富です
• 安心の全車種保証付きです
• 全国に約480店舗ある大手中古車ブランドです

そして何より、非公開在庫もあるので、周りも知らない情報をいち早く知ることができます。

非公開在庫とは、一般公開されない、マーケット流通前のたいへん貴重な車両情報です。この非公開在庫は、お問い合わせいただいたお客様のみへの情報公開となりますので、お問い合わせしておくことをおすすめします。

悩んでいるうちに好条件の車が他の方に先に取られてしまうこともよくあるので、少しでも気になっているのであれば、一度探してみてはいかがでしょうか。