車のバッテリーランプが点灯・点滅した場合の対処法!総まとめ!

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「運転しようとエンジンをかけると、バッテリーランプが点灯(点滅)している・・・」
「バッテリーランプが点灯しているとき、どうしたらいいんだろう」

バッテリーランプがつ点灯して困っている方に向けて、このような悩みにお応えします。

本記事の内容

  • バッテリーランプが点灯の表す意味、原因
  • バッテリーランプの点灯時の対処法と予防法

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バッテリーランプが点灯(点滅)する意味とは

バッテリーランプはメーターに表示される車の異常を知らせる警告灯の1つです。別名、充電警告灯とも言います。

バッテリーランプが点灯(点滅)する場合、詳細はその場でパッとわからないですが、バッテリーが充電されていないなどの充電を担う部分や電気系統などの部分に故障や異常があるという意味です。

点灯(点滅)すること=異常があるので修理や検査などの対処が必要です。

バッテリーランプが点灯(点滅)した場合の2つの対処法

まず、バッテリーランプが点灯(点滅)したときは、安全な場所に停車しましょう。

なぜなら、ハンドル操作やフットブレーキがきかなくなり、正常に車が操作できずに事故につながる危険性があるためです。もし、すぐに停車できない場合は余分な電気を使用せずエアコンやオーディオなど消せる物は消してバッテリーに負荷をかけないようにしましょう。

逆にすぐに停車しようとして焦ってしまい事故につながる可能性もあるので周りを見て行動しましょう。

※たまに停車できるところを探している最中に点灯(点滅)が消えることもありますが、その場合もディーラーや修理業者などに点検をしてもらいましょう。

①ロードサービスを呼ぶ(救援を呼ぶ)

上記のようにバッテリーランプの点灯(点滅)が起きると速やかにロードサービスやディーラー、修理業者などプロに連絡しましょう。バッテリーは電気系統なので自分で原因を解明して、対処するのは難しいでしょう。もしかしたら、ケガをしてしまうかもしれません。

例えば、有名な会社でいうとJAFがあります。会員様だと、バッテリー上がりやパンク、キー閉じこみ、燃料切れ、事故や故障でのけん引・搬送作業など、さまざまなロードサービスを無料で受けられます。

もう一つお勧めが、カーバッテリー110番です。バッテリーのことなら何でも相談でき、出張料無料で、最短5分で全国どこでも365日24時間対応なのですごく便利です。

②バッテリーの端子、配線の確認

ボンネットを開けて、バッテリーの端子・ネジ、配線が緩んでいないかを確認してみましょう。長年運転しているとそのようなこともあるかもしれません。工具を使って緩んでいる部分があれば正しく固定しましょう。それでエンジンがかかった場合は、バッテリーランプが消えるでしょう。

ただし、それでもバッテリーランプが点灯(点滅)している場合や車をいじるのに少しでも不安がある方は、救援(プロ)を呼びましょう。

バッテリーランプが点灯(点滅)する3つの原因

① バッテリーの劣化

1つ目はバッテリーの劣化です。

だいたい寿命は2~4年くらいといわれています(使い方などにもよりますが)。バッテリーの寿命がきて、充電がうまくできずにランプが点灯(点滅)するパターンです。ただ単純にバッテリーが古くなっただけではランプが点灯(点滅)するわけではないので、点灯(点滅)した場合は何かしらの異常があるため早急な対処が必要です。

  • エンジンがかかりにくい
  • パワーウィンドウの動きが悪い
  • アイドリングストップやヒルホールド機能などの特殊機能が機能しない

このような症状が出た場合はバッテリー交換をJAFやバッテリー110番やディーラー、修理業者に相談したほうがいいです。

② オルタネーター(発電機)の故障

走行中にバッテリーランプが点灯(点滅)した場合は、ほとんどオルタネーターが原因です。

オルタネーターとは、エンジンの力で電力を発電する発電機です。エンジンが始動すると、オルタネーターが起動して、電力の供給を開始します。ライトやオーディオなどに電力を供給して、バッテリーも充電します。

なので、オルタネーターが故障するとあらゆる電力が供給できなくなります。

  • ライトがつかない、つきにくい
  • オーディオの調子が悪い

このような症状が出た場合はオルタネーターの交換をディーラー、修理業者に相談したほうがいいでしょう。オルタネーターの故障原因は、内部の発電コイル(導線)切れの場合が多いので自分で修復は困難でしょう。

③ ファンベルトの劣化

ファンベルトはエンジンとオルタネーターをつないで動力を伝えるベルトです。

もし、このベルトが劣化して機能しなくなると、オルタネーターの充電が止まりエンジンへの電気の供給ができなくなり、動かなくなる可能性もあります。

ファンベルトの交換時期のポイント

  • 「鳴き」・・・キュルキュルという異音が鳴る
  • ベルト(裏面など)のひび割れ、切れ(判断が難しい)

このような症状がある場合はファンベルトの交換をディーラー、修理業者に相談したほうがいいです。「ケータイみたいに少しのひび割れなら使える」と思うかもしれませんが、そこからだんだん壊れていってベルトが切れたりするので、すぐに交換や修理などしましょう。

バッテリーランプの点灯(点滅)を防ぐには

・定期的な点検・交換

バッテリーの寿命・・・2~4年
オルタネーターの寿命・・・10年or10km以上の走行
ファンベルトの寿命・・・5年or10km以上の走行

このようにそれぞれおおよその寿命や交換目安があるので定期的な点検、交換をして自分の身を守りましょう。

バッテリーの交換

交換費用は車輛の大きさや車種にもよりますので目安にはなりますが、

バッテリー本体・・・4,000~40,000円(純正品やハイブリッドカー用のバッテリーほど高価)

交換工賃

普通車 1,000円程度
電気自動車 1,500円程度
ハイブリッド車 3,500円程度

バッテリーの廃棄
バッテリーを廃棄する際に交換する先にもよりますが費用が0円~3,000円かかります。なので、業者にバッテリー交換を依頼する際は廃棄の費用まで考えておきましょう。※使わなくなったバッテリーは有害物質などが含まれているので普通ゴミでは捨てることができません。

オルタネーターの交換

交換費用は車輛の大きさや車種にもよりますので目安にはなりますが、

新品純正品 50,000~100,000円
交換工賃 10,000~20,000円
合計 60,000~120,000円

バッテリーの交換に比べて、オルタネーターの交換費用は高くなります。それでも自分での交換は難しいので交換自体は業者(プロ)に任せましょう

ただし、部品を自分で準備できる場合は、新品でなくても中古品でもしっかり機能するものもネットで流通しているのでそこで費用を抑えることもできます。

ファンベルトの交換

交換費用(ベルト代、工賃含む)は車輛の大きさや車種にもよりますので目安にはなりますが、

軽自動車 8,000円程度
普通車 9,000円程度
大型車 12,000円程度

調整費用
交換をしても調子が悪い場合がまれにあります。その場合、交換だけでなく調整を必要とする場合もあります。こちらも車輛の大きさや車種にもよりますので目安にはなりますが、

軽自動車 2,500円程度
普通自動車 3,000円程度
大型車 3,500円程度

 

まとめ

今回バッテリーランプが点灯(点滅)した場合の対処法から原因などを書きましたが、車を普段から自分でいじらない人や不安な人はすぐにプロに相談しましょう

自分でも解決できる方法はありますが、一歩間違えばケガをしたり、途中で分からなくなることも多く、部品や修理道具も取りそろえないといけないので時間と労力が見合わない場合もあります。ランプが点灯(点滅)しないように、日ごろからの点検を心掛けましょう。